レコーダー録画鑑賞「海賊王女」。

　今年は本当にオリジナル作品の出来が良くない年でした…自分が期待し過ぎていただけなのかもしれないですが、当たったためしがない(泣)。今期は特にその傾向が強かったです。

　作画はこれ以上ないレベル、劇場版に出しても遜色ない高いものでした。口パクが恐ろしいほど合っていたし(逆に違和感あったり/汗)

　しかし、肝心のストーリーが支離滅裂、意味不明。最初から最後まで「ゆきまるくん」しか言ってなかった主人公が最も良くなかったです。それ以外のセリフどうして無かったんだ…。「(自分の行く末を)選択してきたつもりが選択させられてきた」ということを描写する為か、主人公フェナ自身の考えや感情はほとんど見えませんでした。ゆえに、共感も感情移入も出来ず、ただ傍観するだけの視聴で回を追うごとに次回への期待は消えていきました。

　西洋中世風を闊歩するニンジャ戦士達という絵柄は、海外受け狙い見え見え。しかもゴブリンの騎士ってなんぞ？？(汗)不思議な石から始まる、神が
未来を選択するエデンなるファンタジー空間…何もかもが説明不足のままだった…脳内補完する気もなくなるくらい散らかった設定が辛過ぎます。

　来年はオリジナル作品、選ぶのやめようかなと思うくらいにガッカリさせられました。作画だけ良ければ良いというものではない見本。