アマプラ配信鑑賞「えんとつ町のプペル」。

　STUDIO4℃製作の劇場版アニメ、絵柄はメルヘンチック、公開時そこそこ評判になっていたということでずっと気になっていました。

　煙に覆われた世界の外に憧れる少年ルビッチがゴミ人間プペルと出会い、その閉ざされた空間に風穴を開ける、というストーリーは、絵本が原作ではありますが、進撃の巨人とも共通する要素の多い王道セカイ系ファンタジーでした。

　とにかくえんとつ町の背景描写が緻密で素晴らしかった。えんとつの頂上から見える街並みや下の景色も、スクリーンで観たらその立体感に驚いただろうなと想像出来ます。

　ごみで出来たプペルのユーモラスな動きもすごく可愛らしさも感じさせて良かったです。

　ルビッチとプペルの声優さんは専門の声優では無かったですが、演技は上手だし絵柄によく合っていました。ただ、全体的に地味なのが少し残念。