たまてばこ新聞

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BS&CS録画鑑賞「からくりサーカス」。

2019年08月05日 11時01分50秒 | TVアニメ鑑賞記録
 うしおととらの原作者、藤田先生の作品ということでとりあえず観てみるか、な感じでした。前作うしおととらは尺足らず終わったイメージ、不安があったのは事実。ただ、今作は原作を読んでいない分、どんなストーリーなのか気になるところがありました。

 観終わってみて、やはり3クールでは足りない印象でした。終盤は明らかに足りていませんでした。特に納得いかないのは、鳴海と勝の再会があまりにあっさりしていたこと。勝にとって人生を変えた出会いの結末が背中向きの会話だったり、鳴海が「あそこに勝が…?」などと感情薄めにしゃべるシーンには正直がっかりしました。原作通りなら仕方ないのかな…。

 勝、鳴海、しろがねの三人の道が最後一つになると思ったから中盤のオートマタVSしろがね兵のバトルは我慢して観ていられました。本当に終盤数話のシナリオは不満だらけ。どういう風に原作のエピソードを割ったのか聞きたいくらいです。

 仲町サーカスの団員達の参戦もやはり日常描写が足りていない為、唐突過ぎ。

 最もきついのは、回想シーン多過ぎること。もはや先生の作品の仕様なのかとも思えます。うしおの時は新鮮でしたが、今作はフランシーヌをめぐる争いの歴史が長くて疲れました。

 ダウンロード等々の設定も古いなぁという感じ。やはりジャンプではないのですが、今旬の作品をアニメ化したほうが違和感なく観られると痛感した次第です。旧作のアニメ化は本当にハードル高い…。
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CS配信鑑賞「ウマ娘 プリティーダービー」。

2019年08月05日 10時45分49秒 | TVアニメ鑑賞記録
 P.A.WORKS作品を制覇する為に観ました(爆)。全体的な評価も悪くなかったですし、一気観とはいきませんでしたが、期間を空けつつも全話視聴。

 ウマ娘の世界観はツッコミしないほうが良いですね…(ゲーム配信前提)。残念ながら、競馬の知識は有名馬の名前を知っている程度の為、各キャラクターの細かい描写に気づけず、なんとなく流して観てしまった感あり(大汗)。

 それでも、女子スポ根ものとしてはまあまあ良く出来ていたと思います。きちんとスペシャルウィークの成長物語でした。キャラ数が多く名前覚えられない(声優さんも若手ばかりの為覚えられない)とか、勝利後のライブが今どきの美少女アニメあるあるだったりするのはまぁご愛敬。許容範囲かな。

 プレイヤーキャラにあたる、トレーナーさんの性格がありがちながらとてもいい人だったのも楽しく観られた要因だったと思います。

 アプリゲームの方は、うまくいっていないようですが(リリースまだっぽい?)、アニメは走るシーンの作画含みで平均レベル以上。スポーツものらしい爽やかさを残した良い作品でした。P.A.WORKSさんは時々コケなければ(フェアリーゴーンとか)、もっと上のレベル狙える会社なんですけれど。
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BS&CS録画鑑賞「どろろ」。

2019年08月05日 10時29分15秒 | TVアニメ鑑賞記録
 2クールでじっくりと百鬼丸とどろろのドラマが描かれ、危ない時期もあったものの一定レベルの作画で殺陣シーンも迫力のある映像と、毎週観るのが楽しみな作品でした。子どもの頃、モノクロで観たどろろは特徴ある主題歌と白黒ならではの恐さが深く印象に残ってはいましたが、肝心のラストが全く思い出せなかったので、リメイクは嬉しかったです。

 勿論2019年版、現代社会の様々な闇部分を取り入れているので原作漫画とは違うテイストになっているのかもしれません。しかし、百鬼丸が鬼神に奪われた体を自らの心を傷つけながら取り戻していく過程は、おそらく昔も今も変わらないのではと思っています。

 醍醐一家のそれぞれの思い、家族を思うゆえにすれ違う様子は痛ましく悲しいものでした。結局、母親と弟は死に、父親もさらなる修羅の道へと堕ちていく悲劇。百鬼丸の取り戻した肉体と引き換えになった多くのもの。どうにもならない理不尽の中で、最後は、どろろのたくましさ、純粋さ、笑顔が唯一の救いになりました。どろろの仕草ひとつひとつが可愛らしく目が離せない存在でした。彼女自身も悲惨な体験をしているのに前向きであり、先入観無く人を見ることが出来る素晴らしい資質の持ち主であったこと、自分達のような世間に染まりまくった人間には真似は出来ないなと。

 メインの二人のCVが所謂声優ではなかったですが、違和感は最初のみ、どろろはとても可愛かったし、百鬼丸はちょっと不慣れな感じが却って彼らしさを出していてよいと思いました。

 最後、百鬼丸が修羅道に墜ちず本当に良かった。成長したどろろの美人さんぶりに目を細めつつ観終えることが出来て、温かい気持ちになれたアニメでした。また手塚作品のリメイクを観てみたいものです(リボンの騎士とか)。
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「天気の子」観てきました。

2019年08月03日 14時57分00秒 | 劇場版アニメ鑑賞記録
 ダンナと二人で行ってきました。この時期上映されている中で選んだというだけではありますが(汗)。観に行く時間がとれずにここまで逃した作品今年は多過ぎ…(泣)  さすが君の名は。で大ヒットを飛ばした監督さんの作品、田舎でも席はそこそこ埋まっておりすごいと思いました。  肝心の内容はというと、自分的には「ああ、うん…結ばれてまぁよかったね…(汗)」といったところでしょうか(爆)。  独自の世界観でボーイミーツガールの王道。結ばれてめでたし。それ以上の感想が浮かばないのが実際のところです。もちろんストーリーより水一滴にこだわり、リアルな街の背景を描写した映像は本当に素晴らしかったです。  ただ、そこに感動があったかと言うと、自分は正直無かった…たぶん相性なんだなと思っています(あと年齢的なものも/汗)。オタクと言われても、ここまで歴史を積み重ねてきたTVアニメというジャンルの方を応援していきたい。  今作で気になったのは、いわゆる声優さんの起用の仕方でした。特に花澤香菜さんと佐倉綾音さんについてはキャラクター名もそのまま、ヒロインの取り巻き女子として登場させ、ストーリーを回す為に使った感じしかしませんでした。ここがどうにも納得出来ない。いかにもファンを釣るようにしか見えないんです。あ、まぁ花澤さんも佐倉さんも子役出身でしたか…(大汗)  雨が降り続くという設定についても尺が足りなかったのか最初から最後まで説明無し、勢いでストーリー進めた感が強かったですね。観終わってからどんどん疑問が湧いてモヤモヤしてきます(苦笑)  と言うことで、最初のまとめ感想「ああ、うん…結ばれてまぁよかったね…(汗)」になってしまう訳です(え)。前作まででは無いにしろヒットはしており次作もあるんだろうなぁと想像出来ますが、さすがにその時は観に行かないでしょう…(大汗)  加筆:新海作品は概ねストーリーの整合性に問題があると、後日他の方の感想を散見させていただき感じました。そういう作家様なのですね…理解。
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