辛口の中にも愛を!!ビデオグラファー愛

赤ちゃんから皇室を撮るカメラマン
そんな自身の創意と意志を伝えるブログ

撮影ではリサーチも大変ですが、登場している人、モノにおける現象検証も大切だと感じる

2016-10-26 06:16:30 | ビデオ制作
事の発端は、このテレビコマーシャルである。


16秒近辺で
天体望遠鏡を覗くシーンがあるが
反射鏡の向きが天地逆であるということ。。。

つまり、本来、星へ向ける方向から
人が覗いている。

撮影や取材で、日々、小物を撮影する事が多い。
とりわけ、自分の知っている車や家電製品などは
大丈夫なように感じるが、不慣れなものを扱う時は
気をつけているし、検証ができ判断できるように
人を呼ぶか、正しいか判断できるように調べておく。

そんなことをないがしろにした結果が、今回の
テレビコマーシャルだ。

まぁ、この程度ではまだいい方かもしれない。

先生とか学者とか、裏付けをする事が
こんなんな事も多く、リサーチの時点で
本当に正しいことを言う人なのかと
見極めつつも、取材では時間が少なく
後々、間違っていたということになりうる
ギリギリの路線もある。

全てを疑う事はしたく無いけど、こればかりは
慎重でいたいと日々感じる。

まぁねー、過剰にテレビ番組を期待されるのも
どうかと思うけど、笑い飛ばせるくらいなら
見守っててほしいと思う。

逆に、今回の案件は、
現状を変えずに、うまい切り返しが
できたのでは? と、思ってしまうのは
テレビ業界にて、毒されている証拠なのだろうか。。。

とある光景、やはり、ディレクターさんの気持ちがよく分かるなー。

2016-10-26 05:35:41 | 日本の情景
先日、とある局のとある番組取材で
ディレクターさんと新人ADさんが同行する機会があった。

新人さんといってもまだ未成年で、
これから20歳となる、本当の意味の新人さん。

で、新人のお約束といえば、
取材でもブツ撮りでも、今、自分が何をしたらいいのか
分からない。でも、ただじっとしているのが関の山である。

そして、撮影現場からの帰りの車中で
ディレクターさんからADさんに喝が入る。

その時、二人は隣同士に座っていたのだが、
ADさんが事もあろうに、スマホゲームで遊びながら
受け答えをしていた。

やっぱ、怒られるよなーと思いつつも
案の定、ゲームの事で怒られるわけであったが
やはり、ADさんのコレが現実である。
自分もDの気持ちが痛いほど分ける。

ここ数年、新人というワードで
現場に投入されるヒトが多いけど
本当にこの仕事がしたくて現場に来ているヒトは
少ないと思う、要は「取りあえず」的なような
雰囲気が強い。

そんな新人さんを否定はしたく無いけど、
人任せ的な雰囲気が強く、自主性とかが薄いので
現場で、アレコレ私からお願いと指示する事が多い。

でもね、新人さんなら、それ相応な心構えとか
もう少し、がっつくくらいの行動があっても良さそうだけどね、と、感じつつ
思う自分である。

自分の新人時代も、怒られた事は多いけど、
取りあえず、分からない事もあるけど、それ相応に行動が
先に出ていたし、手や足を先に動かしていた。

そして、新人なりにDの立場を奪おうと
試行錯誤しながら制作現場に臨み、技術もいろんな現場に連れて行って
もらうがために、会社に必死でついて行った時期もあった。

今の時代の普通かもしれないけど、
草食系の若手の現状かもしれない。。。

ガツガツするのが、美しいとまでは言いませんが、
仮にも撮影現場に出ているのなら、
ディレクターさんの、性格とか好みとか早くつかんで
いい関係を築いてほしいなぁーと感じた。