
「火の鳥展」のあとはパナソニック汐留美術館で始まったばかりの「ルドン展」へ。
ルドンの作品はいろいろな展覧会で見てきましたがこうしてまとまってその画業を見る機会は初めてでした。

版画集「起源」より(1883)
初期の素描や版画は細密でちょっと不気味で幻想的。
この一つ目巨人のインパクト!

野の花の花瓶(1900-1905)
一転して後期の色彩的な花瓶のパステル画などは同じ人物とは思えません。
闇の世界から光の世界へ。

ポール・ゴビヤールの肖像(1900)
今回とても気に入ったのはこちらの肖像画。
春の淡い光を感じさせるようなパステルの色合いとタッチがよかったです。
(2025.04.17)