昨年フェルメールを観に行ったフェルメールセンター銀座にまた行ってきました。現在は「あっぱれ北斎!光の王国展」を開催中。北斎の「冨嶽三十六景」を最新のデジタル技術で複製したものが展示されています。
◆場所は銀座松坂屋の隣
画集でも三十六景を全部見る機会はそうないので、これはこれで興味深い展示です。色も退色前の摺りあがりに近いということです。
◆館内の展示(撮影自由)
まとめて観ると三十六景それぞれの題材、構図、色彩、人物などの工夫や違いがわかり、楽しめました。いちばん気に入ったのはこれ。
◆「御廐川岸より両国橋夕陽見」 波の表現が見事
◆「尾州不二見原」 これもいい。この構図!
◆「遠江山中」 これも好きです。
第2展示室では北斎の生涯にわたる作品の流れや「北斎漫画」、それに北斎の描いた春画の展示室などもありました。
◆15歳未満は入れません!
「冨嶽三十六景」は北斎が70歳を過ぎてからということですがすごいエネルギーです。また浮世絵以外にも色々な作品を発表しており、「東洋のダヴィンチ」と言われるのもなるほどと思います。 (2013.05.27)
久しぶりに海釣りへ行きました。いろいろあってすっかり釣りから遠のいていたため、竿を出すのは3年ぶりです。
まずは東京湾内の海釣り施設へ。朝6時開園ですがすでに長蛇の列。かなり人気のある釣り場です。
◆かなり広くて大きい海釣り公園。
この日はサビキでイワシが爆釣。コマセを使わなくても仕掛けだけで食いついてきます。投げではキスが2匹。一緒に行った知人はなんとサビキに47㎝のフッコが!
◆100匹ほど釣れました。
釣れたイワシは焼き、梅煮などにして3日ほどイワシづくしでした(笑)。
◆イワシ唐揚げ
日をあらためて、今度は堤防からの投げ釣り。
◆天気はいまいちでしたがのんびりできました。
イシモチ、ヒイラギと一緒に、珍しい魚が釣れました。顔はカワハギ、胴体はワカシ、そして胸元と背に硬い棘。調べたら「ギマ」という魚で、浜名湖方面などではよく釣れるとか。初めて見ました。
◆2本の棘で立ちます!
「味はいい」と書いてあったのですが捌くのが大変でした。粘液でヌルヌルしているし棘はものすごく硬いし皮を剥ぐのもひと苦労。軍手にハサミにペンチまで使いました。でも煮つけにしたら味はほとんどカワハギでとても美味しくいただきました。
◆食べるところが少ない。。。
「和田誠展」のあと、同じ市川市にある「東山魁夷記念館」に寄りました。車で15分ほどです。
◆西洋風の東山魁夷記念館
1階展示室は氏の生い立ちから順を追って手紙や本などの資料を展示しています。面白かったのは下絵スケッチ用に使っていたという水彩用具一式。なんと絵の具は小学校でよく使うあの「ぺんてる水彩絵の具」でした。ウィンザー&ニュートンとかを使っているのかと思っていたのに、小学校でよく見る絵の具とは驚きました。やっぱり道具じゃなくて腕なんですね(笑)。
壁には「東山ブルー」のもとになった「孔雀石(マカライト)」と「藍銅鉱(アズライト)からつくられた顔料や日本画の制作過程も展示されており、興味深く見ることができました。
◆独特の「青」の世界
2階の作品展示室は思ったほど作品数は多くなく、ほとんどがリトグラフなどの版画でした。もう少し原画を見たかったのですが「記念館」だからしかたないのかな。。。もちろんこれはこれで楽しめましたが(原画の多くは「長野県信濃美術館」にあるようです)。
併設のミュージアムショップとカフェは落ち着きがあり、ここも小さな庭を散策できます。こういうところが近所にあったらなあと思いました。 (2013.05.23)
学生のころから大好きだったイラストレーター和田誠さんの原画が見られるということで、芳澤ガーデンギャラリー(市川市)の「和田誠展」に行ってきました。
◆芳澤ガーデンギャラリー入口
以前行った「北鎌倉葉祥明美術館」のように、住宅街の中にある小じんまりとした建物で館内もきれいですが、その名のとおり庭がとても素敵です。
◆よく手入れされた庭
2部屋に分けられた展示室にはポスター、本の装丁や挿絵、絵本などの原画、珍しい立体作品(紙粘土)、そして子供の頃のマンガや似顔絵などがテーマ別にズラリと並べられており、和田誠さん好きには感涙モノ。
どうしてあんなシンプルな画面と簡潔な線でなんでも描き表せてしまうのでしょうか?恐らく線や点が1ミリいや0.5ミリ違ってもダメなんでしょうね。必要なものだけ、そして、ここしかない、というところにすべてが置かれている。。。天才です。まさしく「Wadaland」。
和田さんが小学校3年生の時に描いたマンガ(上手!)、高校生の時の似顔絵時間割、大学時代のレコードジャケットやポスターの原画など貴重な作品も多く、思わず館内を2周。じっくり観ました。惜しむらくはこの展覧会の図版目録があればよかったのになあ、と思いました。
ロビーには和田さんの著作がたくさん積まれていて、「モノクロ画作品集」という分厚い作品集を最後に買おうと思っていたらなんと売り切れ!
◆入館した時はあったのに。。。
やっぱり熱心なファンがいるんですね。代わりに和田さんのエッセイとJazzメンのミニグッズを記念に買って帰りました。 (2013.05.23)
フィギュアスケートでいちばん好きな選手は?と聞かれたら迷わず「グレイシー・ゴールド」です。ちなみに2番目はアシュリー・ワグナー。
彼女を知ったのは1年半くらい前。「アメリカに凄い選手がいる」と動画で紹介されていたのを見たのが最初でした。3ルッツ+トゥーループのコンビネーションをはじめとする高いジャンプ、長い手足、白い肌、女優のような美貌、明るい笑顔、そして優雅さと気品、「華」もある。完全にやられました(笑)。
ほどなくして世界ジュニア選手権(2位)の様子が放映されたと思ったら、2012年4月の世界フィギュア国別対抗戦(東京・代々木)に出場するというので、意を決して(?)チケットを購入。
◆世界国別対抗戦 (国立代々木競技場)
この頃はまだそんなに知られていなかったのですが、昨シーズンはグランプリシリーズ、四大陸選手権、世界選手権、国別対抗戦(2013)などに出場、あっというまに有名になってしまい、嬉しいけれどちょっと残念(笑)。
この8月で18歳ですからまだまだ成長が期待できます。ジャンプやスピンなど技術的には高いものを持っているので今後は演技構成点がポイントでしょうか。ソチにもぜひ出場してもらいたいものです。応援には行けませんが。。。
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◆逆転優勝した全米選手権FS
YouTube: USC2013 Gracie GOLD FS