久しぶりのOFFで美術館に行きたいが東京はちょっと怖い... 近場で混んでないところは?
ということで久しぶりに笠間日動美術館へ行ってきました。
前回の笠間日動美術館の記事(2012)は → こちら
企画展は「絵の中のワンダーランド」
「不思議な世界」をテーマに平面や立体、技法や素材などを工夫した作品が展示されています。
◆陶山充「悪魔のトリル」(撮影可:以下同じ)
◆同 「鳥の譜」
◆渡辺おさむ「Cream painting-糸杉のある麦畑」
これはゴッホの厚塗りを逆手にとってホイップクリームのように絵の具を塗ったもの。
ほかにも麻布を樹脂や漆で固めて作ったアイルトン・セナの大きな胸像や、ミロの絵を立体に起こしたもの、ブリューゲルやドラクロワのパロディーなど面白いものがありました。
笠間日動美術館は「フランス館」の常設展を見るのも楽しみ。
◆ゴッホ「サン=レミの橋」
◆カンディンスキー「活気ある休息」
作家のパレットを集めた独自の「パレット館」もおすすめです。
◆個性あふれるパレットが圧巻
◆飽きずにずっと見ていられます
前回行ったときには無かったのが企画展示室の隣に作られた「鴨居玲の部屋」
「鴨居玲展 踊り候へ」(2015)の記事は → こちら
鴨居玲の作品や愛用の家具などが展示されています。
◆ちょっと写真がピンボケで...
そして野外彫刻庭園も広く静かでいいところです(昨日は突然の雷雨でしたが)
◆人物像が立ち並んでいます
ほかにもジャコメッティの彫刻、画家の素描を集めたデッサン室、小品展示室などいろいろありますし、各館を巡る散策路や竹林も綺麗です。
美術館の後はギャラリーロードで器を買い求めたり笠間芸術の森公園で遊んだりといろいろ楽しめます → 笠間市観光協会Webサイト
「道の駅かさま」も昨年9月にオープンしたばかり(昨日は定休日でした...残念)
(2022.07.28)