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J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調より 「シャコンヌ」 が出版されました

2016-05-30 | 出版楽譜:齋藤行 吹奏楽アレンジ作品

J.S.バッハ作曲/齋藤行編曲: 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004 より 「シャコンヌ」(小編成吹奏楽版)

5月30日より「ミュージックベルズ」さんから発売となりました。

★楽譜紹介・販売ページは → こちらです

「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」はバッハが名作を次々と生み出し充実した時期を送っていた頃の作品で、中でも「パルティータ第2番ニ短調BWV1004」の第5曲「シャコンヌ」はこの曲集の頂点を形成する傑作です。ヴァイオリン以外にもブラームスやブゾーニによるピアノ編曲版をはじめ様々な楽器やアンサンブル、弦楽、吹奏楽、オーケストラなどで幅広く演奏されています。

詳しくは上記「ミュージックベルズ」さんの作品紹介ページをご覧ください。(サンプル音源もお聴きになれます)

 

 

 

◆楽器編成

 Flute1/2,B♭Clarinet1/2/3,BassClarinet,A.Sax1/(2),T.Sax,B.Sax,Trumpet1/2/(3),Horn1/2/(3),Trombone1/2/(3),Ehonium,Tuba,(S.Bass),Timpani,B.Drum,C.Cymbals,S.Cymbal,Glockenspiel,Vibraphone,Marimba,(Chimes),(Tam-Tam)    (   )の楽器はオプションです。


スラヴ舞曲第4番&第8番(A.ドボルジャーク)

2014-02-03 | 出版楽譜:齋藤行 吹奏楽アレンジ作品

2月2日より出版開始となりました。

「ミュージックベルズ」さんより発売中 (販売ページへ)

ドヴォルジャークがブラームスにその才能を見いだされ出版したのが、全16曲からなる「スラヴ舞曲集」第1集と第2集で、彼の出世作かつ代表作となった作品です。もともとはピアノ連弾として発表されましたが、大人気となり管弦楽編曲版が出版されるようになりました。チェコの民族舞曲の特徴を存分に生かした魅力溢れる傑作です。

この編曲は2007年に我孫子市立湖北中学校吹奏楽部のコンクール自由曲(小編成)として書かれたものをもとに、2013年2月の青山学院大学OB吹奏楽団演奏会のために大編成版として新たに書きなおしたもので、「ソウセッカー」と呼ばれる優雅な舞曲の第4番前半部分と、急速で情熱的な舞曲「フリアント」による第8番を組み合わせ、あたかも始めからひとつの曲として作曲されたかのように聴こえる編曲となっています。

青山学院大学OB吹奏楽団による演奏はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=Yk8Gtw-QpeE

大編成版となっていますがパートや音を適時選ぶことにより中編成でも演奏可能ですので、コンクール自由曲やコンサートのプログラムとしてぜひ活用ください。我孫子市立湖北中学校はこの年に東関東吹奏楽コンクール、日本管楽合奏コンテスト全国大会に出場しました(こちらの小編成版は現在出版準備中です)。

【演奏時間】約7分30秒


歌劇「イーゴリ公」序曲 (A.ボロディン) 

2013-05-07 | 出版楽譜:齋藤行 吹奏楽アレンジ作品

「ミュージック・ベルズ」さんより発売中 (販売ページへ)

 《イーゴリ公》は「ロシア五人組」のひとりボロディンの唯一の歌劇で、中世ロシアの叙事詩を題材にキエフ公国のイーゴリ公の勇壮な戦いを描いています。しかしボロディンの死により作品は未完に終り、リムスキー=コルサコフとその弟子グラズノフがこの序曲を含め遺稿を整理・補筆して完成しました。この「序曲」は、歌劇の中のいくつかの旋律をもとにソナタ形式で構成されており、「ダッタン人の踊り」とともに演奏される機会が多い作品です。

 この編曲(齋藤行)は1995年に青山学院大学が吹奏楽コンクールの自由曲として演奏した時のスコアに若干の改訂を加えたもので、全曲は2004年の青山学院大学OB吹奏楽団第10回定期演奏会で演奏されました。

 大学や一般バンドなど大編成による演奏を想定した編成となっていますが、楽器や音を適時選択することによって中学や高校の中編成バンドでも演奏可能です。

※後半部分のクラリネットの運指等を考慮し原曲の長2度下に移調された編曲となっています。


劇付随音楽「アラジン」組曲 (C.ニールセン)

2013-05-07 | 出版楽譜:齋藤行 吹奏楽アレンジ作品

「ミュージック・ベルズ」さんより発売中 (販売ページへ)

 「アラジン」はデンマークを代表する作曲家カール・ニールセンが同名の劇のために書いた付随音楽(全31曲)ですが、この中から演奏会用組曲として7曲で編まれたのが「アラジン組曲」です。

 この編曲(齋藤行)は1988年に青山学院大学が日本で初めて吹奏楽版による「アラジン」を演奏した時のスコアに若干の改訂を加えたもので、同大学はこの年に吹奏楽コンクール全国大会にも出場しています。全曲あるいは色々な組み合わせでコンサートやコンクールの自由曲として演奏できます。

※青山学院大学は「1. 東洋風祝祭行進曲」 「2. アラジンの夢と朝霧の踊り」「3. 黒人の踊り」で演奏。

1. 東洋風祝祭行進曲 (販売ページへ)

打楽器のリズムや印象的なメロディーが独特の東洋風な響きを醸し出している行進曲です。 ◇原調:演奏時間約3分  

2. アラジンの夢と朝霧の踊り (販売ページへ)

眠るアラジンの夢の世界と爽やかな朝の目覚めを表しています。 
◇原調 演奏時間:約2分40秒

3. ヒンズーの踊り (販売ページへ)

木管楽器を中心にした妖しげな響きの音楽が奏でられます。 
◇原調 演奏時間:約2分

4. 中国の踊り (販売ページへ)

オーボエのソロが印象的な音楽です。 
◇移調(原調の長2度下) 演奏時間:約3分

5. イスパハンの市場 (販売ページへ)

4つのグループが順次独自のテンポで加わりながら演奏することにより、混沌とした市場のざわめきが見事に表現されている異色の作品です。 
◇原調 演奏時間:約3分

6. 囚人の踊り (販売ページへ)

荒々しい低音金管群で始まり、緊迫したリズムと響きが続く曲です。 
◇原調 演奏時間:約3分

7. 黒人の踊り (販売ページへ)

土俗的なリズムとエキゾチックな魅力にあふれた曲で、組曲の最後を締めくくるにふさわしい熱狂的なラストを迎えます。 
◇原調 演奏時間:約4分30秒

なお、各曲とも楽器により同フレーズながらアーティキュレーション等が異なっている場合がありますが、原曲のオーケストラスコアを基本としています(管楽器と弦楽器で異なる場合があります)。