よれよれ日記

谷晃うろうろ雑記

ゆっくり地震と地殻変動

2007年05月07日 | Weblog
科学記事で、ゆっくり地震、というものがやはりあることを知った。
http://www.asahi.com/science/update/0502/TKY200705020368.html?ref=rss

阪神大震災の後、学生時代に見慣れた西宮や神戸の町が変わってしまったことに驚いた。地震があったのだから仕方がない。

ところが別に地震があったわけでもないのに、しばらくぶりに行ったら元の様子や気配がないという場所もある。もとは人がたくさん生活していたのに、経済や産業の構造が変わり、まるで寂れてしまい建物がなくなりあっけない更地になっていたりする。

一夜にしての震災でなくても、年月をかけての、しかも逃げようのない地殻変動のようなことは今でも起こり続けているのに違いない。

それを見る目、感じる感性が私にないだけのこと。


ここは何処、私は誰?

2007年05月07日 | Weblog
私は昭和30年に千葉県市川市で生まれ、33年に父母の実家のある高知市に帰ってきた。

 一番古い思い出は、34年5月に生まれた弟のほ乳瓶を落として割ってしまい母に叱られたことである。

 あれから50年近く時間が経過しているが、自分が何処にいて何をしているのか、未だに確信が持てないような気持ちに時々襲われる。

 出張で東京から帰ると、ああ高知は田舎だな。とても都会には住めない、と思う。ドライブで山の中に入り、人っ子ひとりいない場所にたつと、本当はこんな場所にもともといたのではないかしら、とさらに惑うことがある。
しかし山の中で暮らせる力があるわけでもない。

 こりゃいい年して何をしているのだろう。
 今日はこういう記事に行き当たり、なんとなくそんな気がしていたが、団塊の世代の次に立っている我々は「ぬるま湯」なんだなと思った。
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/col/suzuki/74/index.shtml

子どもたちのこれからは大丈夫だろうか。
ここは何処、私は誰?なんてまだ言ってられない。はあ、よかったような、よくないような。