gooブログ「ハロルド」の記事を紹介します。現在東京では、印象派の美術展が同時に三か所で開催されており、著者はその三つの展覧会をすべて見て回ったということです。どれも素晴らしかったが、特にシスレーを中心にした展覧会が一番印象に残ったと書いています。
西洋絵画の愛好家にはよく知られているシスレーですが、一般的にはそれほど有名ではありません。知名度という点では、ルノアール・モネ・マネ・ドガにだいぶ遅れをとっています。
「ハロルド」の著者のように「シスレーが一番良かった」という人は少ないと思います。私自身好きな作品の数でいえば、圧倒的にモネの方が多いです。
ただ東京に住んでいた時期、よく美術展に足を運んでいましたが、その時シスレーの絵の素晴らしさに気づいたことがあります。それで「ハロルド」の記事を紹介したくなりました。
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東京富士美術館
「光の賛歌 印象派展ーパリ、セーヌ、ノルマンディの水辺をたどる旅」
2013/10/22-2014/1/5
都内で行われている印象派関連の展覧会。(2013/12現在)いずれも大規模。それぞれに個性があり、また見応えがあった。さて一方で「光の賛歌」。会場は都心から離れた八王子の東京富士美術館です。ともすると埋没してしまう感があるかもしれません。
しかしながら会場へ足を運んで驚くばかり。まさかこれほど充実していたとは思いもよらない。それこそ上記の3つの展覧会と比べても遜色ない内容となっていました。
さて充実の「光の賛歌」、まず際立つ個性とは何か。それはシスレーです。本展はサブタイトルにもあるようにセーヌやノルマンディの景色、つまり印象派画家の描いた「水辺」に着目していますが、その中でも重要なのがシスレーの扱い。全80点弱中、シスレーが17点を占めている。近年の印象派展においてこれほどまとまって出ているのを見たことがありません。
貼り付け元 <http://blog.goo.ne.jp/harold1234/e/eae3fb750565208a4a4ec3fc0d7d27b1>
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著者はいくつか絵画の写真をのせ、解説をしているので、サイトを訪れて続きを是非読んでください。
以下にウィキペディアから、シスレーの伝記のごく一部とかれの絵を一枚紹介します。
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1868年、シスレーの作品はサロンに出展され入選を果たすが、あまり評価されなかった。
1870年、 普仏戦争勃発に伴い父親が破産し、経済的必要を満たすために作品を売るしかなくなる。しかしシスレーの作品はなかなか売れず、以後彼は死ぬまで困窮した中で生活することになる。