樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

9月敬老の日 連休

2011-09-19 23:19:44 | 日記
一年前は確か・・・
北海道の幌尻岳に登るため北海度に渡り
余市のニッカウヰスキー工場を訪れていたっけ。

今年は東京行脚
このごろ高速道路1000円がなくなってしまったので
夜中の50%オフ狙いで夜中に走っていたが、
今回は用事もあってそれが出来ずに昼間走らなければならない。
でも経費は節減したい・・・
土日祝日割引もあるけれど・・・
ということで、

往路:森本IC~北陸自動車道路利用~糸魚川IC
   糸魚川~松本街道を走り、
    右手に白馬岳・唐松岳・五竜岳・鹿島槍岳・常念岳とそうそうたる山々を
    眺めつつ~豊科IC~長野自動車道・中央道に乗り継ぎ~調布IC
約400キロちょっと、ガソリンも2/3でOK、 エコなドライブ
ところが都内で渋滞にひっかかり 
インター降りてから父の病院まで2時間もかかってしまった。

来週予定している父の福島の実家訪問の話とお墓参りのお寺の名前を話したら、
父が目をカッと明けて、「どうやっていくのか?」「バスが早くていい」と
はっきりと声にする。
昔のことはちゃんとわかっている。

3日間母にかわって病院に通い、お昼の食事の手伝い
父は気持ちよさげに昼寝ばかり
言葉を交わすわけでもなく。
だけど手をさすって、顔を見ているだけの時間を過ごすのも
なんだか私も心が安らぐ

                 
実家近くの商店街で娘へのお土産にこんなおせんべいを購入
ハローウインの Trick or Treat! と書かれている
かぼちゃはクッキー
 それと、RUGGER NO.1 という初めて目にした雑誌(9/1発売)
 書かれていた通り、中を読むとやはり創刊号だった。
 金沢ではお目にかかったことがなくて、いいお土産になった。

母もずっと休みなく、病院に通っていたせいか、
日にちの感覚がおかしくなっていた様子
あの几帳面な母が私の誕生日を忘れていた!
顔を見ても思い出さない。だけどそんなこと自分からは言えず・・・
ボケが始まったかな?と心配だった。
そう、2日目の夜、ほんとに突然思い出したらしい。
自分で気がつけてよかった。母自身もボケが少し出てきたかもしれない・・・ね
と心する、と言っていた。言うも言わぬも難しい。

「群れない、慣れない、頼らない」
83歳になった画家、堀文子さんの言葉。
母もこうなりたい、と言っていたが。そろそろ一人暮らしは危ないなあ~

実家で過ごしたこの3日間のことを反芻しながら帰途につく。
復路:調布IC~中央道・長野道~塩尻IC
    上高地~高山IC~東海北陸道~小矢部JCT~北陸道路利用~森本IC
上高地前後の道は以前の大雨で土砂崩れがあり道路が不通になっていたが、
今は復旧途中の交互通行。ところが今日、復旧作業中の道路の向かい側、
川をはさんでの対岸の山肌が崩れ落ち、大きな大きな巨岩が途中で止まっていて
いつおちてもおかしくない状態になっていた。
ここも山全体が崩れかねない、そんな崩れ方だった。
こんな山間のところに道を作る人間が悪いのか・・・

下道を走りながら、考えることは多い