北上中

地響きのする雷と
近くに落ちたんじゃないかと思うほどの稲妻と
突然洪水注意報がでるほどの雨が降った昨晩の東京

３月２９日の朝はうって変わって
すっきりした空と明るいお日様

東北道を走りながら、
肩からしがらみやら重荷をひとつひとつ
剥がし
広い空と雪を被った山々を眺めつつ
被っていた猫を剥がし
素に近くなっていくのを感じる

いい日旅立ち

ウインナーコーヒー

イタリアでコーヒーの修行をしてきたお兄さんが
食事のあとでいれてくれたコーヒー

まつげの長い
優しい笑顔のコーヒー

一口飲んだら
いれてくださった人の
人柄が伝わるような美味しいコーヒー

イタリア人にはこんな器用な人は少ないらしく
ちょっと人気があったんだって

ごちそうさまでした
これでひとつまたピリオド.

身近な友人

金沢在住時代
相談にのっていただいたり
ちゃんと叱られたり、
一緒に旅をしたり
泣いたり大声で笑ったり
勇気を与えてくださり寄り添ってくださった方々
そしてその御家族

そのなかでもなかでも
いま
どうしても会いたかった友人方にあいに
金沢へ飛ぶ

いまもまだ何もなくても
一歩前に進もうとしている陸前高田へ
行く前に


その方々にいただいたこれまでの温情を
陸前高田で返していけたら・・・

豊かな金沢
西洋料理も和食の趣に大変身

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ご縁

（写真はお店のblogから拝借）

先日、東京で生活できたのもこの友人のお陰
という大学時代の友と感謝を込めてランチ、
二人の前途を祝しての美味しいワインと共に・・・

２０１２年にひょんなことから寄った四ツ谷のイタリアン
それ以来のご縁で職場にも近く時々寄っていたお店

石川県出身のシェフが腕を振るうオープンキッチンカウンターで
気さくなシェフと料理上手な友人との会話を聞きながら楽しむランチ

今日でこのイタリアンへ来ることもないだろうなあ
と、感慨に耽ってシェフと話をしたら
盛岡に、大先輩が２年前にお店を出したから行ってみてください！と。
食材は地物の旬なものが多いはず

辞令交付式の前夜
その盛岡のお店で夕食をとることにした。

縁もゆかりもないはずの岩手に
ひとつ、縁が繋がった。

以前盛岡に降り立ったとき、
盛岡に住みたい・・・と
なんとなく、の感覚で一瞬そんな想いがよぎったが

やっぱり、目に見えない偶然のご縁がいくつか
転がっているのかもしれない。

春のお彼岸

先日、春のお彼岸の入り前に
母が住民登録を現在のところから抜き
新たな場所へ移動したので
まずは、母とお墓参りに行きました。
回りの山は粉砂糖をふりかけたように
ふわふわっと真っ白に雪化粧
いい景色を見れました。

私も暫くこれそうにないので、ゆっくりとご先祖様と対話。

そのあと、いつもの白のとらやさんで日本茶をいただき
ほっこりとした時間を過ごした休日。


お彼岸の入りの日には
のほほんとしたお日様のもと
庭に２羽の目白と、シジュウカラが
葉のない枝を渡りに遊びに来てくれました。

うちは梅にウグイスならぬ
梅枝にメジロ
色はおんなじだけどね。
その庭もなくなる・・・

こんな日に断捨離の結果、コンパクトにまとめた荷物を
岩手に搬出しました。

こうして一つ一つに区切りをつけて
扉を閉めていく・・・
自分の意思で閉めていけることは幸いなり。