東北を襲った地震の後、金沢に戻り
平和な金沢に少し後ろめたさを感じながら生活している。
あまりにも平和だから・・・
いつもの山のふもとに水を汲みに行く。
お彼岸だというのに、雪が舞う
ふんだんに流れる水、1年置いておいてもにごらず腐らない水
観音様に守られた命の水をいただきます
この水をもって父の見舞いと一人暮らしとなった母を見舞いに
東京へ。普段、交通量の少ない北陸自動車道が
関西方面から新潟に向けてトラックが倍は走っていた。
援助物資、生活物資の運搬であろう。
仮設トイレを満載したトラック、建築資材を搭載したトラックなど。
ふっと思い出した。
3.11の首都高速の電光掲示板の文字
2段とも 「下道へおりろ」と命令形だった。
そして高速道路の封鎖・・・
電車もバスも、金沢では20分に1本あればいい方なので、
都内の運行状況が7割に落ちても、なんらイライラせずにすむ。
便利さになれた都会人には不満かもしれないが、
田舎のねずみになった私にとっては充分な電車の本数。
人間、慣れの問題かもしれぬ。
病院へ父を見舞うと
「いらっしゃい」と声を出してくれた。
震災直後に見舞ったときはなかなか声も出なかっただけに、
一進一退ではあるが、意思の疎通が出来る状況になっていることが嬉しい。
病院にいる間、肩や手をさすっていた。
ペットボトルの水が手に入らず、
お米もなかなか手に入らず、
80を過ぎた母はなにかと心細かろう。
4月1日に母は81歳を迎える。
一緒に行った娘は3月30日に17歳。
二人の誕生日をささやかに祝った
よくぞ健やかに81年生きてきた母に 感謝を。
よくぞおおらかに素直に17年生きてきた娘に
ここまで生かされてきた命の尊さを感じながら
将来の夢に向かってひたむきに生きてほしいと願いながら
平和な金沢に少し後ろめたさを感じながら生活している。
あまりにも平和だから・・・
いつもの山のふもとに水を汲みに行く。
お彼岸だというのに、雪が舞う
ふんだんに流れる水、1年置いておいてもにごらず腐らない水
観音様に守られた命の水をいただきます
この水をもって父の見舞いと一人暮らしとなった母を見舞いに
東京へ。普段、交通量の少ない北陸自動車道が
関西方面から新潟に向けてトラックが倍は走っていた。
援助物資、生活物資の運搬であろう。
仮設トイレを満載したトラック、建築資材を搭載したトラックなど。
ふっと思い出した。
3.11の首都高速の電光掲示板の文字
2段とも 「下道へおりろ」と命令形だった。
そして高速道路の封鎖・・・
電車もバスも、金沢では20分に1本あればいい方なので、
都内の運行状況が7割に落ちても、なんらイライラせずにすむ。
便利さになれた都会人には不満かもしれないが、
田舎のねずみになった私にとっては充分な電車の本数。
人間、慣れの問題かもしれぬ。
病院へ父を見舞うと
「いらっしゃい」と声を出してくれた。
震災直後に見舞ったときはなかなか声も出なかっただけに、
一進一退ではあるが、意思の疎通が出来る状況になっていることが嬉しい。
病院にいる間、肩や手をさすっていた。
ペットボトルの水が手に入らず、
お米もなかなか手に入らず、
80を過ぎた母はなにかと心細かろう。
4月1日に母は81歳を迎える。
一緒に行った娘は3月30日に17歳。
二人の誕生日をささやかに祝った
よくぞ健やかに81年生きてきた母に 感謝を。
よくぞおおらかに素直に17年生きてきた娘に
ここまで生かされてきた命の尊さを感じながら
将来の夢に向かってひたむきに生きてほしいと願いながら