九州のたび 最終日は
天草四郎の天草へ足を向けるはずだった
足を向けていたが、途中で 蒼土窯 の看板
いきつもどりつしながらやっと見つけた 網田(ごうだ)焼資料館
ところが本日閉館・・・だがしかし
回りはミカン農家ばかりのちいさな村、ちょっと散策しながら歩いて
途中でであったおばちゃんに声をかけたら山の上に工房があることを教えていただき
訪ねてみた。
草木捺彩陶
この蒼の色、いっぺんに魅せられてしまった。
宇土町の網田焼きを復活させた
前田和氏 ご本人に
お話をうかがうことができ、また多くの作品を見せていただいた。
気持ちをほぐす力のある笑顔を湛えている作家さん
優しくも力強い生命力を感じる陶板の作品
ブルーグリーンの色合い、濃淡、題材はほぼ雑草
彼のこだわりは
葉脈の持っている美しさ、根っこの力強さをいかに表現するか
そのために独自の造形方法を考えたこと。
そこから空港へ向かう途中、またきままに寄り道
轟湧泉
地元のじっちゃんがポリタンクをもって
水を汲みにやってきた。
おっちゃんの方から話しかけてきてくれたけど
そげんこつ・・・半分は聞き取れない土地言葉
穏やかな顔つきはこの水で磨かれたに違いない。
九州は醤油も甘いが、水も甘い!