樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

雨の東京

2016-05-27 07:18:44 | 日記
約2か月ぶりに上京
市役所前から出ている夜行バス
翌日朝5時半に池袋到着

86才になった母の引っ越し後片付けに参上
そしてたぶん、お墓参りにも行こう
たぶん、ほぼ確実に、母は報告したいことがたくさんあるだろうし
居を変えた娘も私も心の隅で行かなくちゃ、と思っていたから。

久しぶりの東京は雨
灰色・・・
街の印象も バスを降り立ったとたん
ビルに囲まれ息苦しく灰色
6時前のJRホームは人・人・人
まだ6時前の電車だというのに、座れないほどの混みよう
朝から皆様お疲れのご様子

こんなところによく住んでいたなあ~ と
なんとなく息を殺しながら電車に乗り込む

たった2ヶ月しかたっていないのに
遠い昔の東京生活のような気がする。
仕事は忙しくとも、手足を伸ばして毎日深呼吸できる環境にいると
すぐに高田に親しんでしまった自分


こんなブナ林がちょっと行くとあって
美味しい空気が風に乗って渡ってくるんだもの



先週末はまごちゃんを連れて息子一家と娘が宮城県松島に来ていたので
家族の時間をたっぷりと過ごした
よく笑った!


やっと一人でたっちができていた2か月前
今はもう走り回ることができる
この成長、吸収力は若芽のごとし
こちらはもうろくの坂を転がり始めているけど
不要なものは削ぎ落とし、また子供に近づいているのではないか
きっとまごちゃんとどこかで接点がでてくるはず
それまで踏ん張って、その時を楽しみにしよう


宮城県でのランデブー

2016-05-19 22:52:49 | 日記
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栗駒山の裾、真湯温泉周りの惚れ惚れする見事なブナ林


仕事も1ヶ月半、少し落ち着いてきたかな。
これからわからないことは研修に出たりで勉強せねば。
即戦力にならないことに申し訳ないと思いながら、
でも猫の手よりは役に立っているかな、と自分を慰める。
それに、住民票も動かしたので、人口増加に寄与しているはず・・・

今週末は明日から兄とその友人たちが気仙沼にくるらしいので、会いに行ってくる。
土曜日には子供たちが仙台に来るとのことなので、会いに行ってくる。
仙台の都会の空気をすって、すでに走り回り始めた小さきものと遊んでこよう。
ばーやんのこと覚えているだろうか。

1ヶ月半ぶりに家族と過ごす時間


その帰り、娘が1泊陸前高田に寄ってくれるという。
娘はこの地の印象をなんと語るだろうか。

一ノ関 山楽会

2016-05-18 23:18:08 | 日記

イワナシ


東北の山歩きをするために
労山(勤労者山岳会)にはいった。
東北の山は奥が深いので、
ひよっこの私には単独ではちょいと手強そうだったから。

秋田県と宮城県と岩手県側からそれぞれ登山道を持っている
栗駒山(岩手県では須川岳と称する)

15日の山開きに誘っていただいたが
当地の氷上山の山開きと重なってしまった。
15日は氷上山に敬意を表し
前日の下見に参加させていただいた。

またぎのような山を始めて50年の逞しいおじさんと
白雪姫に出てくる人のいい小人たちのような笑顔溢れるおじさんが
栗駒の案内人

須川温泉登山口から磐井川の源流を通っての1周
例年よりずっと少ないと言われたが結構な残雪
お二人は長靴で歩いていらっしゃる。
東北の山は水っけが多いからこれでなきゃ・・・と
教えられる。確かに、随所に川の流れがついている登山道


硫黄の水がたまっている 昭和湖


ヒメイチゲ


遠くは岩手山、鳥海山も見渡せる


ちょっとへっぴり腰で雪渓を下っていたら
地球と垂直に歩くんだよ、ときちんと教えてくださる。
ありがたやありがたや
苦手なんですよね、雪渓の斜面。とくにトラバースするとき
片側が切れ落ちてる沢だと・・・
甦るんですよね~ 雨飾で滑落したことを・・・

と頭の中で考えながら一歩一歩
でも磐井川のダイナミックな源流の音を聞きながら
藪こぎしても春の山歩きはやっぱり楽しい。
途中、「三途の川」も渡り
うす桜をみあげ、
       

                   

足元の可憐なハルリンドウやけなげなショウジョウバカマに微笑み
息吹を身体いっぱいに受ける山歩きはほんまに楽し!

地元のやまやさんの案内は
隠れた道を歩いてくれて
山開きの前日ということもあってか、
とても人が少ない静かな山歩きを堪能させていただいた。

締めは当然、須川温泉
硫黄泉が筋肉に染み込む
極楽な1日

Hirasawa Food Market

2016-05-18 22:45:59 | 日記

Hirasawa F. マーケット


友人を見送ったあと、
一ノ関から陸前高田へ向かう道は
最短車で40分

今回は少し遠回りして気仙沼を通って1時間ちょっとの道を選択

途中、ちょっこし気になっていた看板につられてよってみたマーケットがここ
ちょっと高台に古い農家を改造したカフェのような雑貨もありのお店
すでに地産地消のランチは終了していたけれど、眺めがいいので
SweetSセット  ~味は濃厚で特に焼菓子の質が高い

水が流れ込み始めた田んぼを眺めながら
明るい空を見上げ心身ともに緩める時間





ハードなクランベリーとナッツのはいったライブレッドと
取り立て野菜も仕入れて
夕暮れまで
怒濤のごとく過ぎた1ヶ月を振り替える

こうしておおらかな風景を眺めていると
不思議と気持ちが平らにならされて
ストレスを貯めることがない

途中、みつけた「たまご湯」にも寄る。
白山白峰村の昔の総湯のような古いところだったけど
鉱泉で、ぬめりけのある柔らかなお湯っこ
湯上がりにおばちゃんから、おゆっこのんでけろ 
と声をかけられ、急須とお茶碗を渡される。

こちらに転職したのは大正解だった!


渓谷美

2016-05-18 06:43:19 | 日記

猊鼻渓(げいびけい)の舟下り


視察に来てくれていた友人夫妻、
車で来ていたので帰宅のために東北自動車道、一ノ関ICへ向かう
送りついでに一ノ関近くの名勝へ寄ってみる

風速10mの強風で生憎、舟は欠航
だけれども、心優しき船頭さんたちは着ていた法被を着せてくれて
もやいでいる舟に乗せてくれて写真を撮ってくださった。

とにかく、柔らかな緑が目を洗い流してくれ
木々をくぐって吹いてくる風は、新緑の薫りを運んでくる

舟下りができず時間もまだあったので、同じ磐井川の上流にある
厳美渓へ回る




ツツジが咲き始めている


名物 かっこうだんご


川の反対側にあるお団子やさんは考えた
対岸のあずまやで、お茶とおだんごをいただきながら
この風光明媚な風景を眺められたら・・・
と、考えたかどうか?は不明だけど

とにかく、川にケーブルが渡っていてそこに篭がぶらさげてある。
この中に400円を入れて、木の板を木槌でコンコンとたたくと
篭がするスルッと対岸へ引っ張られていく。
この「コンコン」の合図が「かっこう」と言われる所以

対岸のお店裏から、スルスルと篭が戻ってくる
中には、3本の串だんごとお茶
お茶は見事にこぼれていない、流石~プロ!

この渓谷の傍の道の駅で友人たちとはお別れ
See you again~ また来てね~ね~~

久しぶりによく笑った週末
人は一人では声をたてて笑えないもんなんだなあ