樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

東京京橋 マルシェ

2018-05-28 22:13:45 | 日記

京橋 以前大手会社本社ビル
今は 複合ビルらしい


この下のピロティのような吹き抜けで
手作りマルシェ開催
京橋をうろついていたので フラフラ~ と寄る

江戸型彫 という型抜きをしているお嬢さんに出逢う。

上に顔を上げたらビルのコンクリートから一生懸命緑が枝葉を伸ばしていた。
人工的な緑
なんだかかわいそうで胸がちくっと痛んでしまった


我が棲みか家からの定点観測


木々の葉が厚くなり数も増え色も濃く深い
比べてはかわいそうだったね

チブリ尾根 登山道整備

2018-05-22 22:27:46 | 日記

サンカヨウ


寒くてセーターを着込んだ土曜を吹っ飛ばすように
暖かく晴れた日曜日
それでも朝9度

白山の登山口、市ノ瀬に7:00集合
NPOの活動、復帰第一段は初恋の山のお世話
チブリ尾根のブナに逢える!


両手を広げて待っていてくれたんだ~!と思える懐広きブナ


手入れをし始めてから13年。
登山道整備を毎年行ってきてくれていたメンバーが驚くほど
今年は雪崩の爪痕、倒木が多く登山道を塞ぐ


雪崩の力やただ雪の重みでおれてしまった樹
登山道を塞いでいる場合はノコギリで切らざるを得ない


そんな作業を何回も繰り返し
大きな太い倒木はチェーンソーで切る。
切った樹の枝は使えるものは後に登山道整備の杭とする
なるべくその土地の材を利用して自然に近い状態で整備する


倒木を整理した後で次の登山道まで雪渓に道しるべ




水場までの班と避難小屋の樋付けなどの上部班とに別れて作業する


老木より顔を出す幼顔


懐で安心しきってはしゃぐ子供かな


厳しい冬を越した生命の瑞々しさ
溢れる喜び

ちょっと疲弊し始めていたキシキシの身体がリセットされた思い
でも、ノコギリ作業で使っていなかった腕の筋肉が・・・
明日は泣き出すだろうなあ
と思いつつ
登山道にきっている水路をメンテナンスしながら下山する



ふるさとの山に登ろう イベント

2018-05-16 07:14:55 | 日記


先週土曜日、やっと晴れた日
里山を歩くイベントに参加した

鳥越の「明神壁」
キッズレンジャーの指導者の方や公民館の方が
解説くださり、椿の葉っぱで笛を作りピーピー鳴らしながら歩く


かがあおい
ぎふ蝶が卵を産み付ける葉
もうすでに米粒より小さい黒い幼虫が孵っていた
真ん中の黒いのは 花



最後の壁登り前の窪地からの眺め


谷間の平地に片寄せあって集落があり
キラキラと水が満たされた水田が光る
なんと穏やかな・・・
日本の原風景


あの しらやまさん に今年も上がろう!


麓の八幡神社には狛犬の他に何故か
ユニークな石たち




午前中でおわっってしまったので
ちょっと中宮まで足を伸ばして
猿が峰の下をちょこっと歩く



先祖かえり した2輪草を見つける
通常白い花だけど、茎の色にもどることを「先祖帰り」というらしい。


イチリンソウも見つけた



雨の後や雪解けの時しか現れないという滝を見ながら
ちょっと珈琲タイムを楽しんでいると
軽やかなヒューヒョロロロロロ と変わった声を耳にする
なんと今年初の声だと地元の方の話

アカショウビン という
くちばしまで真っ赤なカワセミの一種だそうだ。
これは渡り鳥
今年も帰ってきてくれた!と温泉館主の嬉しそうな弁

みずみずしい新緑によく似合う爽やかな鳴き声!


二股キハダ
キハダは胃腸の薬、陀羅尼助の素


里山歩きは五感を育てるにはもってこい
えっへん!今日だけでもちょっと新しい知識を流し込めたぞ~


朽ちて道の杭になるブナの枝を分けていただいた
朽ちて時間がたっているというのに・・・
枝?のなかはこんなに瑞々しい
水分がしたたり表面は柔らかく
細い枝と思ったら年輪は数えられないくらい細かく多い!


ということは
ぶっといブナはいったいどのくらいの年輪をもっているのか・・・
やっぱり、
人間は簡単に樹を切ってはいかんやろうなあ