梅雨の最中の仏滅の土曜日
東京都内、某ホテルの庭
朝までの雨があがり緑がきらきらと輝いている。
何を思ったか
20歳と1年を過ぎた娘が
記念に(若い頃は2度とやってこないから)と
着物を着て写真を撮っておきたいといいだした。
家の桐タンスの中に振り袖はないが
訪問着がいくつかあったので好きな着物を選ばして
写真を撮ってもらうことにした。
なにせ、成人式の時は式にも出ずバイトをしていて
皆と同じことをするのは嫌だと言っていた彼女
そしてラップランド一人旅を計画実行した彼女
どんな心境の変化があったのか?
私が若い頃に父の鞄持ちで石川へ行った際に
せっかくだからと友禅の着物を仕立ててもらっていた。
にも拘らず、一度も袖を通していなかったコバルトブルーの着物
娘の代でやっと日の目を見ることとなった。
日頃から、高校の制服以外にスカートをはいたことのない娘
着物が似合うとは思っていなかったのだが、
この着物、彼女に誂えたように色も好みで絵柄もぴったりだった。
でも、どこぞの若奥さんみたい?
がばがばっと歩いているなりも潜めそろそろと
内股で歩く姿・・・
馬子にも衣裳
七五三以来の着物
七五三のお参りの際、車の中では大雨だったのに
降りた途端に雨がやんだ晴れ女
今日もすっかり雨上がり~♪
晴れ女健在!
余談:
仏滅なら婚礼もなく写真スタジオもすいているだろうと予約したのだけど
1組ありました、婚礼が。
でも、やっぱり?たぶん、20代のカップルではなかったわけで、
白無垢姿とすれ違った娘が一言
やっぱり結婚するのは若いうちの方がよいね!
だとさ・・・