樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

2015年 年越し

2015-01-04 12:49:45 | 日記


2015年への年越しは
薪ストーブのある山小屋で過ごしました。

奥蓼科温泉、湯の道街道の終点「渋の湯」から登山口
約2時間

          

今年は例年より雪が多いとのことですが
しっとりとした空気を肺にいっぱい吸い込んで
肺も心も新鮮な空気に入れ替えながら
こんな道を一歩一歩 モンスターとの話をしながらあるくこと1時間


賽の河原 に到着
急に森から飛び出して青空が迎えてくれる
視界がひろがり 思わず両手を伸ばして伸びをしてしまう



                

                             

             
                       シュカブラ も色々な輝き
                          奥のほうに動物の足跡も・・・  

       
       風の力でできる えびのしっぽ 
  

吹雪の日には ここで迷ってしまうであろうほど突然空間が広がる
流石に「賽の河原」 
あっちとこっちでは違う世界になる場所

河原は風が強い

わかりにくい道をお地蔵様に助けられながら
岩の間を上っていくと また森の中へ逃げ込める
無風となってほっこりとする

1本道が続く森の中
小1時間進むと 森の様子が変わる



すると小屋は近い

                                 


小屋の裏に 高見石 
    

             5分もかからず登ってみると
             風が強くて髪の毛が凍る
                 
                    白駒池 と360度の展望

                        


日本酒で忘年会のあと 粉雪が静かに2014年を埋めていく

明け方4時半 外はマイナス20度ほど
輝く星空は 知っている星座が分からないほど
幾千の星たちの庭

1つだけ強く輝く星は北極星だろうか



2015年朝、厚く被さった雲にさえぎられご来光は拝めなかった。
日の出は6時55分頃

諦めて散歩に出ることにした。
小屋から片道1時間 あの白駒湖へ


世俗から離れた静謐な時間
どこまでも静かで自分に降りかかる雪の音だけが
耳をくすぐる




               

                          

芸術作品をながめながら
山をおりる

おりてしまうのがもったいなくて
ゆっくりとのんびりと




こんなに穏やかな
こんなに自由な時間を持てるようになったことに
感謝する1年が始まった