樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

白内障

2014-10-21 22:27:11 | 日記
ご老人の勲章の一つ
白内障

母が長い間患っていたようで
思い切って手術した。

1泊2日の入院
術後しょぼ~んとして戻ってきた母だったけど
(手術中、先生方の話が聞こえて・・・これは硬いな~だめかもしれないな・・・と
 話しているのを耳にしてたらしい)
まあ、人それぞれだから仕方がない!と宥めて帰った1日目

退院のために翌日迎えにいったら
あら、以外に元気!
眼帯をはずしたら、まあなんと明るい世界が待っていたことか~☆と
ニコニコ顔

よかったよかった~♪
結果よければすべてよし

緑が青く見えているらしい。
今まで「樹」の絵を沢山描いてきていたが、
何色のつもりで描いてきたのだろうか?!


日本百名山ファイナル記念登山

2014-10-17 23:22:44 | 日記
山の師匠が鬼門の富士山、奥穂高を征し
日本百名山完歩にあと一座を残すだけとなっていた。

10月の体育の日の連休
この時期に珍しい超大型台風が近づいていたが
残す1座を目指して新潟に集合
今まで色々関係してきた人たち
筆頭家老を初め足軽まで5人が集まった。

ひたすら長い距離を歩く新潟県と群馬県境に位置する
奥只見湖の南
平ヶ岳
登り6時間、下り5時間予定
朝食・昼食・その他休憩を入れて約12時間の行程(予定)



朝4時から登る予定で前日登山口近くの清四郎小屋に宿泊
ここに泊まると有料ではあるが、一般車は通れない林道を送迎し
たった3時間で登頂できるという、別名プリンスロードなるものがある。
なぜならば、皇太子が何故か登った山で、そのために登山道が整備
されたとのこと。日光白根山で仲良くなった会津バスの運転手さんの
長老がその時バスを運転して林道を走ったとか。
こんなマイナーな山をよくぞ選んだ!というより、警備の関係からあまり
メジャーな山だと周りのお付が大変なので、ほとんど人が足を向けたがらない
地味な山を選んだと言う事か。

それはさておき、我々は100名山の最後の100座目を一緒に登れると言う
まことに記念すべき山行に同行できる幸せ!そんな安易な道を選ぶはずが
なく、正統な道を4時出発。

清四郎小屋は温泉ではないけれど手作り感満載の半露天風呂があり
男女交代で入るようになっていて、ちょいと長距離運転の後に嬉しいお風呂。
一応ビールで前祝をして早々に8時には就寝。なにせ3時起床ですから。

一夜明け、霜が下りるほどの寒さ(登り始め3度)ではあるが
台風の風もなく空一面星空、オリオン座が見える中、ヘッドランプで足元を
照らしながら歩き始めた。いい1日になりそうな予感。
ほぼ1時間やせ尾根のざらざら急登をひたすら高度を稼ぎながらあがっていく。

5時になると白み始め足元や周りの切り立った風景が見えようになる。
暗くてよく見えなくてよかった・・・と思うことしきり。

                  



福島の山々の向こう側からぬくい太陽が上がり始め
暖められた空気が少しづつ背中を押してくれる。


雲ひとつない澄み切った空
夜が明ける・・


夏に登った燧岳の姿が凛として美しい。

一つの山(台倉山)の稜線にでかかる頃、あたりの山に光が当たり始めた!

真っ暗だった世界が突然赤く萌える



木々の山肌はすでになくなり
なんとあでやかな世界が広がっているのだろうか


          
            私も師匠について、気がつけば50座もの百名山を歩いているが
             こんな赤い山を登るのは初めて。背骨のように真ん中に見える道
               意外と傾斜はきついが、気持ちが高揚(紅葉)し苦にならずに歩が出る。

                            
                             ひとつ登るとまた長い登り、下ったり登ったりの繰り返し



白樺はどこまでも白く天に手を伸ばすかのごとく伸びやかに伸び
        

                   ナナカマドはすでに葉を落とし赤い実で存在をアピールし
                          
                                      空は絵の具を流し込んだかのような色


いくつか地図上に示されている水場の水はほとんどなく
期待はずれの歩きで少し疲れが見え始める4~5時間後
歩きながら上を見上げれば空が近い!
目の前の階段を登りつければ・・・


平らな平らな地塘が広がる 姫池 に到着
彼方に見えるが、 平ヶ岳 


                                   
                                     しかし、なんと広々とした眺めだろうか

ここからまた1時間弱下ったり登ったりして
平ヶ岳最高地点(2,141mちょい)を無事6人で踏む
いつもは決して笑い顔で写真に納まらない師匠だが
付き人がたまには「笑え~!」と囃し立てたので
とびっきりいい笑顔 ^^V 笑えば笑えるじゃないの?!
とっても短気な性格でも根気はあるんだね、とまた一笑い


姫池までもどり大休止 さぁて お昼だお昼だ~♪


お師匠は100座のそれぞれの山を思い出しながら歩いていたのだろう。
いやいや復路は「コーラ、温泉、宴会・・・」と唱えていたとか・・・

そうです、登ったらその分おりなきゃなりませぬ。
登った時とは違い、明るい道を光に照らされながらどんどんと下る下る


これは序の口のやせ尾根で
左右を眺めていたら足がすくんで前へ出られない岩尾根


向こうの端までなんとか到達したあとは
急な勾配のくだりが待っている。

ほんとに「宴会宴会・・・」とビールの一口を想像しながら歩かなきゃ
歩けません。

                   
                      とうとう、教科書どおりに12時間
                           ブナの原生林が出迎えてくれた。


師匠、100座登頂おめでとう!




         




家族3代+0.5代 女子プチたび

2014-10-05 21:39:54 | 日記


10月第1週目の週末
今年84歳になった母、
来年1月出産予定の息子の嫁はん
そしておなじみ、山好きとなり山用品店でバイトを始める娘
と運転好きな私、の4人のメンバーで
秋を愛でに福島へ日帰りの旅

夏に娘と行った 安達太良山
ここならロープーウエイで1700mまで上がれるし
平らな薬師岳まで5分、木道を歩けば着くから
おばあちゃんも来れるよね、と話していた場所

紅葉も会津バスの運転手さんから今年は今週が「旬」だときいて
嫁はんも誘っていざ出発
晴れ女x3+最強の雨女x1 さて・・・


駐車場の車の数に目が点になるほど驚いた割に
ロープーウエイは並ばずにすいすいとすいていた。
皆登山者なのかなあ・・・
時間もお昼近かったのが幸いしたのかもしれない。

ロープーウエイの中からの眺め
     

                  

                                        

山を目指して走っているうちは青空が広がっていたのに
ロープーウエイ山頂駅へ着くころには怪しげな雲に安達太良山山頂は包まれてしまった。
母には5分の道のりをゆっくりゆっくり転ばないように慎重に歩んでもらう。
嫁はんはずっとサッカーをしていたスポーツマン、さすが~!
おなかが大きくともバランスもステップもリズミカルに娘と一緒にさっさと歩いていく。


薬師岳の平らなところから山頂を見上げると
てっぺんはよく見えなかったけど
錦の山肌


色とりどりで賑やか
でも、ここも24時間監視が続く活火山


風もでてきてとっても寒く
母には冬のコートを持参してもらって正解だった。

下山して麓の「岳温泉」で温泉に浸かる予定だったのだけど、
ここの温泉はあまりにも熱い
お昼を食べながら考えた。
妊婦さんには熱すぎるし、娘も前回からすの行水(熱すぎて・・・)

というわけで
足湯をみつけてみんなでざぶん~♪

むくんでいた足がすっきりした~! とうちの嫁はん^^V
温泉の効能でしょう。




帰路の美しい真っ赤な夕焼け雲は皆さん夢の中
東北自動車道もすいていてストレスフリーな運転でした。
途中、羽生SA の「鬼平江戸処」で一休み


これがサービスエリアの駐車場

池波正太郎の「鬼平犯課帳」とご縁があるのか、コラボしてつくられた
江戸村仕立て



なかなか凝っている
中も普通のSAとは一味違い 
食事も鬼平ゆかりの食事だったり
素朴なものが多く、二味ほど違っている


素朴でくったくのないお嫁はん、
おばあちゃんとも仲良しでほんまによかった~♪





魔法のクロス

2014-10-02 06:56:38 | 日記
真っ黒い 一見何の変哲もない黒いひざ掛け大の薄いクロス
誕生日に息子達から贈られた品物

ひざ掛けにも、肩掛けにも、ブランケットとして
他にネックウオーマーにも
そして夏のシュラフ代わりにもなる、という代物

名前は 「リカバリークロス」

種を明かせば
磁気性のものを埋め込んだ繊維でできているそうな。
疲れがとれる、肩こりが軽くなるらしい。
たぶん腹巻などと同様に暖めることによる血流の活発化で
効果があるのだろう。

試しに毎晩腹巻がわりに背中からおなかにかけて巻いて寝ている。
あ~ら不思議!
朝起きた時の腰の重さが軽減されているわ。
完全によくなるわけではないけれど・・・
歩く時、裏太ももの痺れに似た痛さが気にならなくなった。

病は気から?
魔法にかけられやすい私ですから、
ありがたやありがたや~♪