チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

チェコ名をもらう - 名前の日 -

2021年06月12日 | チェコ プラハ日常
チェコをはじめ、ヨーロッパやラテンアメリカの国には「名前の日」があります。
例えば4月2日はエリカ、4月3日はリハルト…というように、それぞれの日に名前があてられているのです。(名前の割り当ては国によって違う。)
名前の日は、もう一つの誕生日のように、少し規模が小さいお祝いをします。遠方の友達なら電話でお祝いを伝えたり、なじみの店で会う男性同士ならビールをご馳走したり、身近な人なら花やプレゼントをあげたり。
私も職場を含めチェコ人にお祝いをしてきましたが、チェコ人に「あなたは名前の日がなくてかわいそう 」とよく言われました。

今朝起きると、一緒のチェコ人(パートナーです)が「名前の日おめでとう!」と拍手と満面の笑みで言うではありませんか。
テーブルの上には、花とお祝いメッセージのカード、ワインとフレビチュキ、そしてプレゼントが。


今日を私の名前の日に決めたそうで、この日を選んだ理由も教えてもらいました。(ここでは省略)
6月12日は アントニエ/アントニナ の日。カードに、チェコ語と、勉強中の日本語で書いてありました。


おおっ、私はアントニエかと思ったら、そこはチェコ語の難しいところ。
アントニエ・アントニナの愛称は、「トニチュカ」または「トンチャ」。とんちゃん?、、、いや、最後の「ん」は不要。私は今日から「とんちゃ」になりました
さらにチェコ語の文法で、人を呼ぶときは名前が変化するので、呼ばれるときは「とにちゅこ」または「とんちょ」になります。


名前の日ができたのは、本当に嬉しいサプライズ。この話は周りにあっという間に広がって、今では行く先々でチェコ人たちに「あほい、とんちょ!」「とにちゅこ、元気?」と声をかけられています。


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