内山さんの
破壊力のある力強い攻めを見てると
佐藤大五郎八段の<薪割り流>(まきわりりゅう)
を思い出す。
さて。
柔道の古賀選手は
いったんかけた技(例えば、一本背負い)は
(かけた以上)責任をもって
なにがなんでも
「最後までやりきる」
を信条としていた。
途中で
「やや、ちょっと無理しちゃったかな」
と、瞬間思ったとしてもとしても
けっしてそこで躊躇、後悔せずに
ましてや中途半端に辞めるなんてせず
「ええい。ままよ」
と、自ら迷いを断ち
腹をくくって
全力を振り絞ってやり通せば
無理が通れば、どうり引っ込むじゃないが
道は開けてくるというのである。
開けるというより
この場合
若さと勢いで
『こじ開ける』
といったほうがいいか。
だから
しばらくは内山さんは壁にぶつかるまで
先日のマラソンの川内選手のごとく
今のの調子で
突っ走ってほしい。
ところで佐藤大五郎さんは
キャラクターも豪快で
友人と何気なくラーメンについてしゃべってるうちに
札幌ラーメンが食べたくなり
二時間後には札幌行きの飛行機に乗っていたそうである。
でも
私が高校生の時、拝見した時、大五郎さんは
高校選手権大会の立会人のような仕事で
指導対局の時は丸田九段ばりに
歩を細かく利かせたりして繊細な手順を披露していた。
プロ棋士は豪快ばかりじゃないんだな
とも思ったしだいです。
将棋の格言というのも
最近とくに
よく変わってきたと言われるが
これからは
内山理名より
内山あや
橋本環奈より
鈴木環奈
という格言が
将棋界では流行すると思う。
たぶん...。
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