はな兄の1分で読めるエッセー

ふと脳裏に浮かんだ雑感を気ままに綴った日記

通院日

2023-10-12 05:13:49 | 病院

12日は通院日だった。

 

尿と血液検査をして診察をして

免疫用製剤+その他のクスリをもらう。

おおむね前回と変わりませんよ

と小山医師は言うが、

空腹時血糖が、135で

ヘモグロビンA1C(エーワンシー)の数値が

7.3である。

前回が7.2

前々回が7.1だった。

ちなみに

ヘモグロビンA1Cとはなにかというと...

血糖値はそもそも空腹時や食後で

一日の中でも大きく変動するが。

その人の一か月間の平均血糖値を示す数値である。

健常者は、5.0ということになる。

人生で一番高い時は38歳ぐらいの時で

14.8ぐらいになった。

腎臓の機能を測定るクレアチニンの数値も悪化し

強制入院となった。

その2年後に人工透析生活がスタートしたんだよねえ。

 

14.8というと

朝食前の空腹時で、血糖は280

その後、1日を通じて

350~450ぐらいで推移して

次の日って感じだと思うんだよね。

実は当時は血糖を計測してインスリン注射を打つんじゃなく

血糖を測らずに、ホントに適当なインスリンの量を打っていた。

低血糖になるのが怖いから、かなり控えめに注射を打っていたら

指先のしびれと

指で太ももを押すと指がめり込んで

スグには戻らず指の形のままのこるようになった。

あわてて病院へ駆け込んで14.8が判明したときは

もはや手遅れだったわけです。

 

「いずれまたインスリン始めなくちゃいけませんかねぇ」

と私が問うと小山医師は答えた。

「その前に。ん~試してみる価値のあるクスリはあるよ」

「クスリ?ダオニールですか」

「そういうんじゃない」

ダオニールというくすりは

なにか元気がなくなって(原因不明)

インスリンの出が悪くなったすい臓に対して

『すい臓くん!しっかりインスリン出してくれよ。頑張ってくれよ」

と、すい臓の肩をバンバン叩いて叱咤激励する作用がある

なんだか昭和の体育系(?)みたいなクスリなのだ。

 

今は全くアプローチが違うらしい。

摂取した過剰な糖を分解して(糖でなくし)排出する働きのある

クスリだというのである。

 

「ああそういえば、先週の『がっちりマンデー』の前の健康番組の

糖尿病特集で

チラと見たような...」

ええっ。

そんな夢のようなクスリがあるの~。

聞いてないよ。

私は一瞬躍り上がりそうになったが

いやまてまて

美味しい話には必ず落とし穴があるものだと

冷静さを取り戻し、医師に尋ねた。

「そのクスリって、副作用みたいなのはあるんですか」

すると、小山医師曰く

「服用すると一時的に尿道や膀胱に糖が溢れるんだ。

そのときに、ちょっとでもそこに菌があると

それらが結びついて、尿道炎とか膀胱炎になりやすい」

あ~なるほろ。

 

 

とはいえ

そういうクスリがあるのは心強い。

いずれ改良されて副作用も軽減されるだろう。

 

糖尿病患者数は超高齢化社会が続く限り増えてゆく。

インドを含むアジア各国でもその傾向は続くに違いない。

世の中の不景気好景気は関係なくクスリの需要は伸びるんじゃないか。

 

つーことで

今私は、株の長期的投資先に

このクスリメーカーを候補リストに入れている。

また、透析機器メーカーも。(『日機装』など)

透析機器はドイツがライバルになるが

アジアへの輸出に活路を見い出す。

これからの日本の輸出産業は

自動車だけに頼るのではなく

先端医療機器、薬品だと確信するものであるが。

 

その前に!

 

株を購入する資金を作らなければならない。

ガクッ。

 

 



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