OLYMPUS E.ZUIKO AUTO-T 200mm F4 | |||
レンズタイプ | 単焦点 | 開放F値 | F4 |
フォーカス | MF | たっちゃん評価 | ☆☆☆ |
レンズ構成 | 4群5枚 | 対応マウント | OMマウント |
絞り羽枚数 | 8枚 | フィルター径 | 55mm |
焦点距離 | 200mm | 最大径×長さ | 67x127mm |
最短撮影距離 | 2.5m | 重量 | 516g実測 |
保有数 | 1 |
フリマで救出です。前玉から後玉まで一様にカビてるようです。十分撮影に影響が出るレベルでカビています(泣)(笑)
まずフードを外します。フードもギザギザの部分にゴムを巻いて捻ってフードを回して外します。100円ショップのゴム引き作業手袋で十分なんですが、少し小道具を紹介しよかと思って写真載せました。
芋ネジがあります。この部分には芋ネジ孔が4つあるのですが、芋ネジは1本しかありませんでした。もともと1本なのか、誰かが分解した際、無くしたのかはわかりません。芋ネジを外したので前玉群が回せて外せました。外した前玉群の後ろ側です。
前玉群の後ろ側のレンズはかなり激しくカビてるので、掃除した後もコーティングにカビの跡が残るかも知れないです。絞り部分の向こうのレンズもカビが酷いです。
絞り羽を全開にして向こう側のレンズのカビをできるだけ拭いておきます。
ねじ込んであると思った先すぼみのカバーは嵌めてあるだけでした。瞬間接着剤で固定しときます。ねじ込んであった部分を外してレンズを露出させます。外した部分で押さえられていたようでタコ棒で外せそうです。
タコ棒でレンズを外してレンズの裏表のカビを掃除します。このレンズは合わせレンズでした。これで前玉群は綺麗になりました。
後玉はさっきも書いた通り、カビが酷いです。小ネジ3本を外してカバーを外します。
レンズの周りにスペースができて綿棒での作業ができるようになったので、カビキラーでカビ取りをしました。意外に簡単に綺麗になります。前玉は分解し3枚2群であったので、後玉は2枚なのですが、絞り羽越しに掃除したのと今回後ろ側から掃除して略綺麗になりました。2枚の後玉レンズの間はカビや汚れは無かったようです。組み戻してカビ取り分解掃除完了です。リヤキャップは付いていましたが、フロントキャップはなかったので、傷防止の意味からもフィルターをキャップ代わりにつけておきます。
NEX-5 絞り開放f4 1/80秒 ISO-200
忠実な再現性のせいでズゴックの塗装ムラがばればれです(泣)比較的コンパクトで軽量なレンズですが、部屋撮りするのには、2.5mの最短撮影は長すぎます。 ちなみにOMシステムのレンズ名はOLYMPUS E.ZUIKO AUTO-TのようにZUIKOの前にアルファベット、AUTO-の後にアルファベットという表記になっています。ZUIKOの前にアルファベットがあるのはMC化される以前のタイプのレンズでアルファベットは構成レンズの枚数を表していて”E”‥5枚構成 ”F”‥6枚構成 ”G”‥7枚構成 ”H”‥8枚構成といった具合です。 AUTO-の後のアルファベットは”W”が広角レンズ ”T”が望遠レンズ ”S”が標準レンズを表しています。