京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

『 谷島せい子のサイズダウン生活』団塊スタイル

2014-02-03 06:34:48 | 団塊スタイル

今回のNHK団塊スタイルは、アンコール放送で、再び料理研究家の谷島せい子さん(65)です。





谷島さんの生き方に賛同した私は、以前の放送後にブログにも書きました。

料理研究家としての谷島さんは、よく知られた方なのでしょう。
また谷島さんの生き方に賛同する方も多いのでしょう。
私の拙いブログへのアクセスで、日にちが経っているにも関わらず、谷島さんの記事は上位にランクされることもしばしばです。

今回再放送されましたので、私も再度紹介してみることにしました。





都内の自宅で開かれている料理教室で教えているのは、谷島せい子さん65歳です。





谷島さんはこれまで、レストランのプロジュースや特産品の開発、そして多くのレシピ本を出版するなど、食に関するさまざまな分野で活躍してきました。





「今日の料理」にも出演されました。





家族のための食事がキーワードでしたが、楽しい一人暮らしの過ごし方を記した著書を出版しました。
















一人で暮らすことを選択した谷島さんのライフスタイルは、同世代の女性の注目を集めているそうです。


谷島さんは「子どもたちがいて、お嫁さんたちがいて、孫たちがいて、ちょくちょく会うのも楽しい。一緒にごはんを食べるのも楽しい。
でも、暮らすのはひとりが楽です」と仰っていました。

60代に入り、選んだのは一人で生きる小さな暮らしでした。
ここに至るには、仕事や母親の介護などさまざまな苦労がありました。




谷島さんの歩み





子育ても終わり、50代で離婚され、55歳以降は家族向け料理から、おひとりさまレシピに様変わりします。
60歳で母の介護を経験し、63歳から一人暮らしとなります。

谷島さんは、「子育ても介護も終わり、今度は自分の人生を子どもにみてもらわずに、自分で作らないといけない。
そのために、楽しく暮らしていける工夫をテーマにしている」そうです。

今住んでいるのは、都内の閑静な住宅街にあるマンション





晩年の母が購入した部屋を改築して住まわれています。
以前の住まいより1/3にサイズダウンしました。





リフォームにあたっては、どんどん年をとっていくのを想定し、サイズダウンし、手の届く範囲にものがあるとか、自分の身の丈にあう生活にしたそうです。

料理研究家に必要なキッチンも半分以下にサイズダウン、使うものしかおかないと決め、
調理器具や食器を1/5に減らしました。





料理教室で同世代方に教えるのは、家族のためではなく、自分たちが食べて楽しい、頑張らない料理づくりです。

谷島さんとほぼ同年代の参加者のおばさま方が仰っていました。
「頑張らなくてもいい年になった。
今までずっと頑張ってきたから、ここまできたら頑張らなくていい。
楽しんだらいい」と。

私もそう思います。


谷島さんは料理以外にも、びっくりするようなパワフルな方です。

岩手県の滝沢村にたびたび訪れ、特産品づくりのアドバイザーをしているそうです。
ここで、農家の方や村役場の職員を巻き込み、滝沢村ならではのアピールポイントをアドバイスしています。











素敵な生き方です。
男性の私が見ても、そう思います。

サイズダウンは、言うは易しですが、実際はそううまくはいきません。
私も定年後の生活の目標でもあります。