京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

『佐藤太清』美の京都遺産

2014-02-24 06:34:21 | 美術・博物館

毎週日曜日の早朝に放映されている「美の京都遺産」。
番組案内には「古都1200年の歴史の中で守り続けられてきた寺社仏閣・祭 り・伝統工芸などのなかから、「美の再発見」をテーマに、ハイビ ジョン撮影による高画質映像とステレオ放送でお送りする「像美術館」ともいえるハイクオリティな番組。 音楽は、宮崎アニメの劇伴で知られる久石譲がオリジナルで作曲」とあります。

私は京都で暮らしていますが、まだまだ行けていないところや、全く知らなかった世界があります。こういう番組を見て、京都の魅力を再発見している次第です。

今回は文化勲章受賞者の日本画家、佐藤太清がとりあげられました。
佐藤太清は京都府福知山市生まれです。
京都文化博物館で生誕100年を記念した展示会が開催されていて、昨年末行ってきました。その時のことは、ブログにも投稿しましたが、画像いまひとつで、あまり作品の良さが伝わらず、残念に思っていました。

今回美の京都遺産で再度、佐藤太清が取り上げられましたので、再挑戦してみました。


佐藤太清です。
戦後の日展に数多く出品し、画壇を代表する作家と言われています。


「かすみ網」1943
公の展示会で初めて入選した作品






「清韻」1947
日展で特選となった作品





「山吹」1946





「幽韻」1948






「竹窗細雨」1951






「冬池」1955
戦後抽象絵画の影響を受けた作品




「潮騒」1965






「焔」1967




「洪」1968





「風騒」1966





「昏」1974





「暎」1969






「緑雨」1970






「清韻」1973






「旅の朝」1980





「雪つばき」1994
70年にわたる最後の作品です。





その他

「東大寺暮雪」1975





「雨あがり」1991






「最果の旅」1983











「旅の夕暮れ」1981