毎週日曜日の早朝に放映されている「美の京都遺産」。
番組案内には「古都1200年の歴史の中で守り続けられてきた寺社仏閣・祭 り・伝統工芸などのなかから、「美の再発見」をテーマに、ハイビ ジョン撮影による高画質映像とステレオ放送でお送りする「像美術館」ともいえるハイクオリティな番組。 音楽は、宮崎アニメの劇伴で知られる久石譲がオリジナルで作曲」とあります。
私は京都で暮らしていますが、まだまだ行けていないところや、全く知らなかった世界があります。こういう番組を見て、京都の魅力を再発見している次第です。
今回は文化勲章受賞者の日本画家、佐藤太清がとりあげられました。
佐藤太清は京都府福知山市生まれです。
京都文化博物館で生誕100年を記念した展示会が開催されていて、昨年末行ってきました。その時のことは、ブログにも投稿しましたが、画像いまひとつで、あまり作品の良さが伝わらず、残念に思っていました。
今回美の京都遺産で再度、佐藤太清が取り上げられましたので、再挑戦してみました。
佐藤太清です。
戦後の日展に数多く出品し、画壇を代表する作家と言われています。
「かすみ網」1943
公の展示会で初めて入選した作品
「清韻」1947
日展で特選となった作品
「山吹」1946
「幽韻」1948
「竹窗細雨」1951
「冬池」1955
戦後抽象絵画の影響を受けた作品
「潮騒」1965
「焔」1967
「洪」1968
「風騒」1966
「昏」1974
「暎」1969
「緑雨」1970
「清韻」1973
「旅の朝」1980
「雪つばき」1994
70年にわたる最後の作品です。
その他
「東大寺暮雪」1975
「雨あがり」1991
「最果の旅」1983
「旅の夕暮れ」1981