今日は雛まつりですね。
雛まつりと言えば、雛飾りと桃の花ですが、桃の花の開花はまだ早いですね。
平安の頃から始まったとされる雛まつりですが、その頃は旧暦ですから、
現在の新暦より1ヶ月先、ちょうど見頃だったでしょう。
わが家のハナモモ(花桃)も咲くのは4月初旬です。
京都御苑に桃林があり、毎年楽しみにしていますが、今の時期はこんなかんじです。
桃の花、まだ蕾は固いです。
昨日朝の撮影です。
京都国立博物館で特集陳列「雛まつりと人形」が開催(~4/7)されています。
先日、妻と行ってきました。
ひな人形の展示は7年ぶりだそうです。
展示品は初公開の御殿飾りびな など約180点、昔京都や大阪で好まれ、
今ではほとんど見られなくなった「御殿飾り」も展示されていました。
これは、御殿を最上段に置き、台所や調理用品などが下段に飾られています。
御殿飾り雛(明治9年)
また、高さ約50cmもある享保びなや、公家の衣装を再現した有職びな も並び、
江戸時代からの変遷がわかります。
有職立雛
公家や武家のために製作された特別注文の雛人形です。
古式享保雛(元禄雛)
寛永雛
江戸時代前期(17世紀)の古式雛人形
享保雛
江戸時代中期(18世紀)町方で流行した雛人形
さらにひな人形だけでなく、からくりを施した嵯峨人形、
子どもの姿を模した御所人形、 精密な細工の賀茂人形なども展示されていました。
御所人形 桃持ち
嵯峨人形 唐子立姿
賀茂人形 雀踊り
博物館の庭に咲く梅です。
メジロ発見、ちょろちょろ動きまわりうまく撮影できませんでした。
博物館の帰り、智積院に寄りました。
木蓮の芽が膨らんでいます。
野鳥も一枚