道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

故郷の風【望月右近太夫義勝の終焉地】

2017年11月26日 | 歴史探索
人が故郷を懐かしみ慕う気持ちには、そこで共に暮らした人々への想いと、郷土の自然すなわち風土への想いが相半ばしていると思う。風土への想いは、人へのそれと比べると漠然として抽象的だから、普段はあまり意識されないが・・・天正3年5月の長篠の合戦で、織田・徳川連合軍に敗れた武田方に、信州望月党の一族で望月義勝(一説によると信永)という武将がいた。望月は古代官牧の在った地で、望月党は中世以来八ヶ岳の北麓 . . . 本文を読む
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