早く両親を失いながらも、関係者からの救援や養護に助けられ、順調に成人し妻も得た頼朝の人生は、鎌倉に入り、源氏の棟梁ひいては武家の棟梁として御家人たちの期待を強く意識するに従い、影を帯びて来る。何の権力基盤ももたない流人の座から、一躍数万の兵を動かすことができる源氏総帥の立場に成り、衰退した平氏に替わって朝廷権力と政治的に対峙する身になった頼朝の精神状態が、狷介孤高に傾いたであろうことは理解できる。 . . . 本文を読む
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