この季節になると、1977年(昭和52年)に夫婦デュエット【紙ふうせん】のヒット曲「冬が来る前に」のメロディーが脳裡に浮かぶ。
作詞が夫君の後藤悦治郎であることは知っていたが、バックバンドのベーシスト浦野直が曲を作ったと知って、自分がこの曲を好む理由に合点がいった。
作詞も歌唱も佳いが、私は作曲により強く惹かれていた。メロディー、ハーモニーもさることながら、イントロの終い2小節のベース音で導入されるベースランニングの心地好さ!
ベースのリードがこの曲の身上であると思う。
この曲の魅力を裏で支えているのはベース音だと、後になって漸くわかってきた。今ではベーシスト作曲者の面目躍如たる作品と理解している。
この曲は中学校の合唱コンクールの課題曲でした。
それからずっと好きな歌です。
あの女声男声の重唱リフレインの部分、カラオケで真似するのですが、上手く唄えません。