道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

和のナッツは多食に注意

2022年01月01日 | ご挨拶ほか
明けましておめでとうございます。⛩2022.01.01

私たちは正月にお酒をたくさん飲む。現代の正月料理は、和洋中のバラエティに富み、料理に合わせビールに始まり、清酒、ワインと進み、仕上げはウイスキーというパターンが多いようだ。私はウイスキーが全くダメである。

食後酒のスピリッツ類には、ドライなアテ(そもそもアテ不要)が適しているようで、多種のナッツ類が好まれる。アーモンド・クルミ・カシューナッツ・マカダミアナッツ・ピスタチオ・ヘーゼルナッツなどが一般的だ。ナッツをつまみながらウィスキーのオンザロックかハイボールを飲むのが、多くの人の好みに合うらしい。

西部劇のバーカウンターでのシーンを何100回見たか憶えていないが、カウボーイがバーテンダーにウィスキーをオーダーしても、我々が俗にいうアテ(ツマミ・お通し・突き出し)の類はアメリカ西部のバーでは出さない。カウンターの上には、ボトルとダブルのグラスがあるばかり、チェイサーなども出さない。

主人公が「クッ」とグラスの酒を飲み干すと、スイングドアを肩で開き外へ出る。
其処で、待ち構えていたならず者たちとの間で銃撃戦が始まる。ウィスキーをダブルで飲んでなお射撃の命中率が落ちないことに、合理主義のアメリカ人の観客がリアリティを感じることに愕く。中には、瓶からウィスキーをラッパ飲みして決闘に臨む豪の者の決闘シーンもある。アルコールに強い欧米のアクション映画ならではのシーンである。そういえば、「007」の〈ジェームズボンド〉は〈ドライマテーニ〉で食事を始めるのが常だった。日本人には映画でも真似の出来ない世界である。
荒木又右衛門も鞍馬天狗も、近藤勇も沖田総司も、35度のスピリッツ類を呑んだらイチコロだろう。

日本酒にも、焼海苔とか焼畳鰯とか、好みの乾いたアテがあるが、それらの中で最も好きなのが〈ギンナン〉である。
単にアテというのは当たらない。〈塩炒りギンナン〉は、私には無くてはならない佳肴の仲間である。

かつてはギンナン専用の炒り網を使っていたが、今は封筒に容れた銀杏を電子レンジに入れて殻が爆ぜるまで加熱、不発のものはギンナン割りで殻を取り除いて塩を振る。

ギンナンは多食の害が指摘されているので、20個以内に止めているが、これでも食べ過ぎらしい。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2022-01-02 08:44:09
新年あけましておめでとうございます。
調べによると個人差が有ると思われまっすが‟銀杏種子にはアンチ(作用を阻害する)ビタミンB6として4-O-メチルピリドキシン4-methoxypyridoxine(4-MPN:ギンコトキシン Ginkgotoxin )という物質が含まれ、この有毒成分は、熱に強く、取り過ぎ特に子供、幼児では、5粒以上はけいれんなどの中毒例もあり注意する。”とあります。
適量であればギンコライド(血流改善)を含むで健康に役立つと思われます。K.M
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Unknown (tekedon638)
2022-01-02 09:22:07
コメント有難うございます。
やはり食べ過ぎてはいけないナッツなのですね。血流改善に効果があるとわかって嬉しいです。お酒とギンナンの組み合わせ、適量守って楽しみます。
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