道々の枝折

好奇心の趣くままに、見たこと・聞いたこと・思ったこと・為たこと、そして考えたこと・・・

日の出前

2018年11月24日 | 自然観察
偶々5時前に目醒めてしまった。家族が寝静まっている家で、ひとりじっとしているのは苦痛でしかない。佐鳴湖まで散歩することにして、懐中電灯片手に暗闇に向かって歩き出した。風は強く気温は低かったが、満天の星の煌めきが、晴天を教えてくれていた。 佐鳴湖北岸の管理事務所の黒い影を右手に見て、防潮堤上の歩道を「であい橋」に向かう。 この思わせぶりな名称に誘われて、橋上で生まれたロマンスは、果たしてどれくら . . . 本文を読む
コメント

活力

2018年11月15日 | 人文考察
明治の学制発布により、浜松市に初めてできた小学校が、歴史の幕を閉じて小中一貫校に吸収された。 市街地に在った小学校の生徒数が激減し、数校で合併せざるを得なくなったのだ。戦後の出生率激増時代、生徒で溢れていたこの小学校に通った卒業生たちも今や翁嫗。雑草繁る校門のアプローチに、時の迅さを痛感する。 日本では、各地の最初の小学校の多くが、旧幕時代の城域内に建てられた。 この小学校も例外でなく、 . . . 本文を読む
コメント