てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

バルト海クルーズ 船内の紹介

2018-06-24 16:35:25 | 日記


 先日、ストックホルムの記事を出したが、そこに行ったのは、バルト海クルーズ船の中で会議を開くという話が舞い込んだからです。
周辺状況も考えたのですが、もうこんなチャンスはないと考え参加を申請し、了解を得ました。ここでは、バルト海クルーズ船に関わる話のうち、クルーズ船の紹介。次にクルーズ中の風景やスナップを掲載します。お楽しみに。

私が乗船したのはバイキングライン、ストックホルムからヘルシンキを往復するというもの。時間は下記の通り。
  ストックホルム発 16:30 → ヘルシンキ着 10:00 (次の朝)
  ヘルシンキ発 18:00  → ストックホルム着 9:50 (次の朝)
往復それぞれ船中にて一泊し、普通の観光客ならばヘルシンキで8時間弱の観光ができるというものである。

しかし私たちの場合は会議が主目的だから、そちらのスケジュールは以下の通り。
出発日:朝10時集合で会議開始、途中ランチ後18時まで会議。その後ディナー。
次の日:9時開始でお昼まで会議。ランチの後、主催者がお情けで2時間のヘルシ
ンキ市内バスツアーを行い、到着後19時まで会議を実施でその後ディナー。
    最終日:9時から12時半まで会議。ランチの後解散。

出発日、ヘルシンキ到着日、最終日とも船が到着し停泊した状態で、会議を実施することになる。そしてこのスケジュールでは、普通ならドラマチックな出航時、到着時は会議中で外は見ることができないことになる。

実際に残念ながら、その時間は外を見ることができなかった。しかし、それなりに海岸の風景は楽しめた。それはその航路自体がフィヨルドの入り組んだ複雑な海岸線に沿っていること、そして緯度が高いから22時近くまで明るく、そして起きることはなかったが、3時半くらいには明るくなることである。(私自身は5時半くらいに起きた。)

乗船したのはマリエラ号。別の国に行くので、当然パスポートが必要。


この船の断面図を下記に示す。



 会議を実施するのは8階の会議室。そこからすぐにオープンデッキに出ることができる。見晴らしは最高で、外を眺めることに対しては天国。それに対して今回はスポンサーのことを考えて、2等船室とした。それはなんと2階で自動車のデッキよりも下。当然ここは水面下であり、窓はなくその代わりに窓の絵が描かれている。
 ただ寝るだけだからいいやと思っていたら、とんでもない。船の機関が近くで駆動しており、音だけではなく振動まで伝わってくる。最初に部屋に入った時ここで寝ることはできるのかと不安になった。また4人部屋で今回は2人の相部屋でもある。これについては後で写真を示します。

 レストランやバーなどは7階、ショーを行うエリアもある。私たちはブッフェを使ったが、ちゃんとコース料理のエリアもある。

 6階が免税店のショッピングエリアと、カジノのエリア。治外法権の世界ですからね。

 8階は、約100名の会議場の他、20名程度の会議ができる部屋がある。ここでは中央にちょっとしたフロアがあり、そこに飲み物、クッキー、果物が置かれ、自由に採ることができる。もし食事がなくても、バナナ等を採れば十分におなか一杯になる。

 7階、私たちはブッフェを利用した。400人?くらい入ることができる広いエリアで、かなりのご馳走が並ぶ。以前コペンハーゲンで料理を食べた時とても塩辛かった。かつてバイキングの頃は船では貯蔵のため塩漬けのものが当たり前で、その影響が出ていると聞いた。 
スウェーデンも同様にバイキングの国だから心配していたが、ほとんどのものは大丈夫だった。料理の中ではサケ関係がおいしい。しかし一部に辛いものがあり、一度で凝り近寄らなかったが、やはりそれが好きで、たくさん食べている人もいた。
むしろ、問題は水。水を下さいと言ってついでくれたのは、完璧にソーダ水。それはストックホルム市内でも同じで、コンビニではエビアン水を探した。なお夕食では、ワインとビールは配管から供給され飲み放題。



ブッフェは一般人の行くところで、贅沢な人は高級レストランのようなエリアに着飾って行っています。

高級レストランの向こうにショーのエリアがあり、200人以上は集まることができる。私が行った時はしばらく前のアメリカのポピュラーを歌っていて、ステージの前で20人くらいがダンスを踊っていた。 これは0時過ぎまで実施される模様。


バーのような場所もあり、通路に席がありピアノの弾き語りもやっている。


 6階のショッピングエリアは、まずやや規模の大きな免税店。皆さんお酒を買っている。今回その理由がわかった。スウェーデンはコンビニには酒類がなく、特定の酒店か大型のスーパーにしか置いていない。そして酒税が高い。だからこういった治外法権のところで買い込むのだ。たぶん状況はフィンランドでも同じなのだろう。



 ところで酒は安全上の理由から、船内では船室で飲むのは禁じられている。なんかあった時、船室で酔っ払って寝込んでいたら手の打ちようがないからだろう。

 この隣にカジノエリアがある。ちょうどブラックジャックをやっていた。またスロットマシンも置いてあった。確か18歳以下使用禁止と書いてあったような・・・
  

  
 オープンデッキは、晴れて風がないと、人がわさわさとあふれ出てくる。写真は8階の船尾。でも少しでも風が強くなると、怖くて歩けなくなる。特に9階や10階の屋上。


この船の屋上(10階の屋上)も歩き回ることができる。でもここは強い風が吹いている時は吹き飛ばされそうで怖い。当然ながらまさかの時のためのボート等はきちんと装備されている。
 


 このデッキは早朝 掃除されます。
 朝5時ごろ、こんなゴーストバスターズのような人がホースで水をぶっかけています。また、所々に自動噴水クリーナー。いろいろ工夫されている。

 


 最後に私の入った2階の部屋と、知人の入った4階のスタンダードルーム。私の部屋の奥は窓の絵だが、4Fは外がちゃんと見えます。
5階、6階はもっとゴージャスな部屋とのこと。


 
コメント
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