てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

なばなの里 働く人とスケッチ

2024-10-26 20:30:18 | 日記
 先日 長島温泉の隣の「なばなの里」へ、美術グループとスケッチ会に行った。名古屋から名古屋駅から名鉄バスに乗っていったが、半分くらいが外国人観光客だった。
 ここは多分30年ぶりで、ベゴニアガーデンなど記憶に残るものがあって、うれしかった。大きなお花畑にレストラン街、チャペルなどが並ぶ広大な敷地の中で、ベゴニア、バラ、ダリア、コスモスなどたくさんの花の写真を撮ったが、花については次の記事にして、ここでは中で働いていた人の様子と、スケッチについて示す。なおスケッチはそこではラフに構想のみをセッティングして、帰ってから写真をもとに仕上げた。

1.働いていた人
 広大な園内のいたるところで、入場客に目立たないように草花を管理している人が見られた。また訪問した次の日からライトアップが始まるとのことで、そのための整備をしている人たちもいた。3枚ほどその状況について示す。なお夕方5時過ぎにはライトアップのリハーサルが始まり、記者の撮影が終れば会場を歩き回ってもよいとのことだったが、遅くなるのであきらめた。ライトアップ中は1000円入場料が高くなるとのこと。

(1)ベゴニアガーデンの中の働く人
 看板のベゴニアガーデンの入った部屋は、ぎっしりとカラフルなベゴニアが並ぶ。その花の状況を見て、水や肥料を与えたり取り替えたり配置換えをするのだろう。2人の管理者が時々言葉をかわしながら、じっと見ていた。

管理者(先生)の顔色チェック



先生が
みんな元気?と
声かける
勿論だよと
一斉の返事



お客様へいつも笑顔が届きますように。

(2)コスモス畑で働く人
 キバナコスモスではない、たぶん日本で玉川学園が作った黄色のコスモス(イエローガーデン)。
きれいに咲きそろっていましたが、それを維持するためには人海戦術ですね。お花畑は自然ではなく、人間が作っているものと実感しました。花は次回拡大写真を示します。

人海戦術



美しさ
維持することの
大変さ
人海戦術が
やっぱり切り札



(3)ライトアップ時の光のトンネルで整備している人
 長い白いトンネル、夜になればカラフルなLEDのライトが点滅します。それらをすべて輝かせるため、細微員が黙々と点検中です。

ただいま整備中



この道は
愛し合う人
歩むから
欠けることなく
ランプを灯そう



2.スケッチ
 なばなの里の里に行きましたというアイコンを対象に、スケッチを描くこととした。選んだのはチャペルと可動式の展望塔。後者は地上で客を乗せて上に伸び、そこで数分廻っているとのこと。
 現地ではいろいろみたいものがあったので、ほとんど写真撮影に時間を費やし、スケッチは現地では配置程度にして、帰宅後描いた。作品は次の日に2枚彩色で仕上げた。時間制限をつけ10時頃から昼食を挟み、16時に終わらせた。


(1)チャペル
 ここの入場券やパンフレットにも使われているチャペル。入場側ではない池のほうから見ると下記の写真。



 池の上には夜のライトアップのための黒いレール状のものが這いまわっている。これの代わりになにか別のものを置くことにした。選んだのが下記のオニバスである。





 2つを組み合わせて一つの絵として描いたのが、下記である。そして空は本当は雨模様だったのを、やや寂しい秋の青空にした。
 彩色は、チャペルおよびオニバスは初めて不透明のアクリルガッシュを使ってみた。そして青空は水彩絵具を使った。
 前景の3つのオニバスはもう少し丁寧に描いてもよかったが時間切れ。枯れ枝に季節外れの桜を2輪咲かせた。





(2)可動式の展望塔
 展望塔がいつのまにか上に上がっていた。乗客は入れず試運転中らしい。雨雲を背景にちょっとおどろおどろしかった。



 林の上から突き出していたが、以下に撮影したコスモス畑から突き出すようにした。




 前景の大きなコスモスやその背景の花たち、塔ともにパステルを使った。空も最初はパステルだったが、軽いとおもってアクリルガッシュを使ったら面白くてベタベタと塗り重ねた。とても悪天候のようになったと思う。展望塔の上の雲の裂け目、稲妻のようにも見えるように描いた。




終わりに
 今回不透明のアクリルガッシュを使ってみて、透明の水彩よりは私にあっているのではと思った。ただしせっかくデッサンで濃淡の付け方がわかってきたので、水彩も捨てがたい。
 25cm×35cmのサイズの彩色スケッチに対し、1枚あたり3時間でほぼ概要表現することができた。これをせめて2時間程度に縮めたい。もしくは2時間もしくはそれ以下の時間で表現するコツをつかみたい。

コメント
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