てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

今年の 冬から春への紫

2020-02-29 12:53:51 | みんなの花図鑑

 前回の紫の花特集でも今年の冬の暖かさを書きましたが、2月に入って一層春への勢いが加速しています。一度きり言い訳のように雪がちらつきましたが、ごまめの歯ぎしりのようなものです。
 でも大陸からコロナ気団が張り出して、陰鬱な気圧配置になりつつあります。

 紫は赤と青の混合体かつその濃淡によって、いろんな気持ちを写すことができます。
 
 2月の中頃までは、花も近づく春への喜びにあふれていました。

<くしゃくしゃっとした笑顔 プリムラ>



きっとまっすぐ
春が来そうだ
楽し気な
くしゃくしゃっとした
笑顔大好き

寒くなるぞ なるぞ と言いながら2月も過ぎていきます。 プリムラが喜んでいます。



<紫の火がつきそう ストック>



こんなにも
強い木漏れ日
降り注ぐ
紫の炎
燃え上がるかも


紫のストックの花、常緑樹の下で咲いていますが、日差しが強いので木漏れ日でも火が付きそう。



 この時期常連のビオラやムスカリは、当然とっても元気です。

<笑顔のパンデミック ビオラ>



いくらでも
笑顔が増幅
できるんだ
一斉に春を
引っ張り出そう



<空へとんがり飛び立て ムスカリ>



空へ向かって 
とんがれとんがれ
膨らませ
バルーンバルーン
飛びたとう空へ



 季節を狂わせる暖かさに、この花は惑わされました。

<幻惑の季節  アメジストセージ>



幻惑の
季節は続く
そよ風は
花を惑わし
アメジスト光る


近くの庭で、アメジストセージを見かけました。 これは秋の花です。



 やはり近くのディサービスの玄関では、鉢のサイネリアが輝いています。

<紫のネオンサイン  サイネリア>



陽が射せば
ぱあっと輝く
紫の
ネオンサインが
春を報せる



お供えの花瓶のスターチスに強い陽が射しこみました。 強烈に輝いて、だいぶ前に行ったサンディエゴで、雑草として木漏れ日の中咲いていたスターチスをおもいだしました。

<花燃える  スターチス>



カーテン揺れ
一筋の光に
花燃えて
夏のサンディエゴの
陽だまり想う



 ところが2月下旬、コロナウィルスとともに天候も怪しくなってしまいました。
ホトケノザ、そして改めてプリムラの登場。


<雨に舌打ち  ホトケノザ>



如月の
雨に舌打ち
聞こえるよ
同じ降るなら
雪眺めたい


せっかく暖かくなったのに、冷たい雨。 でもまだ2月。同じ冷たさに耐えるのなら雪だって見たい。


<明日は? プリムラ>



雨過ぎて
薄日にほっと
背を伸ばす
明日は晴れるか
また雨なのか


コメント
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