今年の春は、コロナ禍に加えてロシアのウクライナ侵略が重なり、心晴れずにいつの間にか、随分過ぎてしまいました。
でも写真を振り返ってみると、人の想いにかかわらず自然は着実に歩んでいます。今年は野鳥に興味を持ったので、樹木を注視していました。そこでここでは、私の住んでいる名古屋市緑区のごく近くの樹木の花の写真を、年明けからこれまでを2回、今回は桜の咲くまで、に分けて五行詩とともに掲載します。花はちゃんと咲いてくれているけど、詩はウクライナにへの不安が反映されています。
1.乙女椿
私の家の乙女椿は自慢してもいいくらい大きく、春には華やかに咲いてくれます。
20数年前に家を入手した際に義父がプレゼントしてくれました。その時は私より背が低かったのですが、今は倍の高さ、そして横にぐんと広がりました。
今回は正月前から咲き始め、3月中旬には満開になりました。
立派に咲いてくれましたが、私の年齢を考えるとこれから何度楽しめるでしょう。
これから何回 この花が咲くのを見ることができるだろう。そろそろ余命の長さを感じる。
そして未来は地震、強毒コロナ変異株、そしてミサイルなど、リスクが跳ね上がっています。
そして 桜の前には総ての花が落ちてしまいました。
2.梅
続いて家で咲くのは赤梅、今年はメジロやヒヨドリがよく飛んで来ました。以前の野鳥の記事でメジロとともに撮った写真を掲載しています。
鮮やかに満開になりましたが、その光と影に不安を感じました。
二階から庭の梅を撮りました。
光に当たるところもそうでないところも・・・
そしてのんびりと暮らせるところもあるし、いきなり砲弾が飛び交うところもある。
やはり桜の前に散ってしまいましたが、花びらが1枚ベランダの手すりに飛んできましいた。そして朝の雨の名残が、そこに残っていました。
3.コブシ
梅に遅れてシデコブシとコブシが咲き出します。この近所では、街路樹や庭木として桜よりも華やかに、大きな花を咲かせます。
<シデコブシの目覚め>
キラキラと
光の粒が
踊りだし
友よ起きてと
蕾をつつく
近くの個人の庭のコブシ、屋根より高いところで満開です。これが散れば、周囲3~4軒に花びらが積もると思います。
でも今はみんなで愛でていることでしょう。
4.ボケ
ボケは梅よりもぎっしりと咲きます。元気づけようとしているのでしょうが、でも・・・
当たり前かのように、戦争拡大の予測のニュースが飛ぶ。頑張って止めようとしているかという動きは・・・・
なかなか憂鬱です。
5.梨
近くの公園では、桜の直前に白い花が咲きます。多分梨だと思います。東屋と組み合わせると不思議な雰囲気。
6.桜、
先日 名古屋から見える山と組み合わせて桜を掲載しました。(山はあの日以降 空気の状態が悪くて見えません)
ここでは、子供との交流の写真、およびムクドリの花見。
正月に自由を求めて飛び立ったピカチュウが、春が来たので小さな子と遊びたそうです。
ムクドリも桜を見に来ました。でも居心地悪そうです。
きれいな春。でも不穏な空気。
でも写真を振り返ってみると、人の想いにかかわらず自然は着実に歩んでいます。今年は野鳥に興味を持ったので、樹木を注視していました。そこでここでは、私の住んでいる名古屋市緑区のごく近くの樹木の花の写真を、年明けからこれまでを2回、今回は桜の咲くまで、に分けて五行詩とともに掲載します。花はちゃんと咲いてくれているけど、詩はウクライナにへの不安が反映されています。
1.乙女椿
私の家の乙女椿は自慢してもいいくらい大きく、春には華やかに咲いてくれます。
20数年前に家を入手した際に義父がプレゼントしてくれました。その時は私より背が低かったのですが、今は倍の高さ、そして横にぐんと広がりました。
今回は正月前から咲き始め、3月中旬には満開になりました。
<我が家の花自慢>
いつのこと
背が負けたのは
来春は
もっと雄大な
ピンクの壁に
いつのこと
背が負けたのは
来春は
もっと雄大な
ピンクの壁に
立派に咲いてくれましたが、私の年齢を考えるとこれから何度楽しめるでしょう。
<もう何度会える?>
もう幾度
春楽しめる
ピンキリの
未来を想い
思索彷徨う
もう幾度
春楽しめる
ピンキリの
未来を想い
思索彷徨う
これから何回 この花が咲くのを見ることができるだろう。そろそろ余命の長さを感じる。
そして未来は地震、強毒コロナ変異株、そしてミサイルなど、リスクが跳ね上がっています。
そして 桜の前には総ての花が落ちてしまいました。
<なぜ散り急ぐ>
春の雅と
愛でる言葉を
選ぶ前
なぜ散り急ぎ
時を進める
春の雅と
愛でる言葉を
選ぶ前
なぜ散り急ぎ
時を進める
2.梅
続いて家で咲くのは赤梅、今年はメジロやヒヨドリがよく飛んで来ました。以前の野鳥の記事でメジロとともに撮った写真を掲載しています。
鮮やかに満開になりましたが、その光と影に不安を感じました。
<本当にそう?>
この世には
光もあれば
闇もある
場所に合わせて
生きなきゃならぬ
この世には
光もあれば
闇もある
場所に合わせて
生きなきゃならぬ
二階から庭の梅を撮りました。
光に当たるところもそうでないところも・・・
そしてのんびりと暮らせるところもあるし、いきなり砲弾が飛び交うところもある。
やはり桜の前に散ってしまいましたが、花びらが1枚ベランダの手すりに飛んできましいた。そして朝の雨の名残が、そこに残っていました。
<聖地を守れ>
朝雨の
名残り日差しに
掃射され
息絶え絶えに
聖地に避難す
朝雨の
名残り日差しに
掃射され
息絶え絶えに
聖地に避難す
3.コブシ
梅に遅れてシデコブシとコブシが咲き出します。この近所では、街路樹や庭木として桜よりも華やかに、大きな花を咲かせます。
<シデコブシの目覚め>
キラキラと
光の粒が
踊りだし
友よ起きてと
蕾をつつく
近くの個人の庭のコブシ、屋根より高いところで満開です。これが散れば、周囲3~4軒に花びらが積もると思います。
でも今はみんなで愛でていることでしょう。
<スプラッシュ>
スプラッシュ
春なんだから
散った後の
掃除任せた
問答無用
スプラッシュ
春なんだから
散った後の
掃除任せた
問答無用
4.ボケ
ボケは梅よりもぎっしりと咲きます。元気づけようとしているのでしょうが、でも・・・
<花は頑張って咲いているけれども>
思いっきり
咲いても咲いても
拭えない
凶報飛び交う
世界の狭さ
思いっきり
咲いても咲いても
拭えない
凶報飛び交う
世界の狭さ
当たり前かのように、戦争拡大の予測のニュースが飛ぶ。頑張って止めようとしているかという動きは・・・・
なかなか憂鬱です。
5.梨
近くの公園では、桜の直前に白い花が咲きます。多分梨だと思います。東屋と組み合わせると不思議な雰囲気。
<ここはどこ?>
満開の
花が誘う
外つ国は
コロナ禍 戦火
未だに遠し
満開の
花が誘う
外つ国は
コロナ禍 戦火
未だに遠し
6.桜、
先日 名古屋から見える山と組み合わせて桜を掲載しました。(山はあの日以降 空気の状態が悪くて見えません)
ここでは、子供との交流の写真、およびムクドリの花見。
<ピカチュウが浮かれている>
春が好き
桜の中で
浮かれてる
ここだよ僕は
よい子はどこ?
<あれは なあに?>
あれはなあに?
ママ ピカピカっと
光ってるよ
わあ ボク すごい
ピカチュウ見つけた
春が好き
桜の中で
浮かれてる
ここだよ僕は
よい子はどこ?
<あれは なあに?>
あれはなあに?
ママ ピカピカっと
光ってるよ
わあ ボク すごい
ピカチュウ見つけた
正月に自由を求めて飛び立ったピカチュウが、春が来たので小さな子と遊びたそうです。
ムクドリも桜を見に来ました。でも居心地悪そうです。
<春なのに不安はどこから>
春なのに
なぜだか不安
滲みだす
それを振り切り
空へ飛び立つ
春なのに
なぜだか不安
滲みだす
それを振り切り
空へ飛び立つ
きれいな春。でも不穏な空気。