てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

我が街の冬の前半戦

2022-01-20 01:12:14 | みんなの花図鑑
 今年の冬は、私たちの街でも伊吹山を越えて雪がちらつきます。今年は既に2回積もりました。とはいっても午前中に溶けてしまいましたが・・・
 これまでの冬の前半戦の情景を、写真と五行詩で紹介します。


1. 最初はのんびり
クリスマスを過ぎたころまでは、いい天気が続いていました。

 クリスマスローズが、のんびりと咲いています。

<重圧開放>



俯いた
顔に笑顔が
溢れている
クリスマス過ぎ
重圧開放


 近所の庭で収穫されなかったミニトマト、せっかく熟れているのに鳥も来ないのはなぜでしょう。


<叫びを聞いてくれ>



甘いよと
叫んでいるが
誰も来ず
ドライトマトに
なりたくないよ



2. 降るぞ降るぞ

 正月近くになると、天気が崩れだしました。伊吹山はもう顔も見せず雲が押し寄せてきます。

 イベリスが、雪の代わりに地面を白く染めるから降らないでと言っています。

<イベリスの願い>



イベリスが
大地を白く
染めるから
雪よ ここには
降らないでよね


 プリムラは、とてもカラフルで丈夫です。 雪が一時期白く覆ったとしても 解ければそのまま花盛りの姿を見せてくれるでしょう。


<カラフルパワーで頑張るぞ>



真夜中に
雪が降るかも
しれないが
カラフルパワーが
打ち勝てるはず




3.明日は雪

 ついに天気予報で明日は雪と出てしまいました。

 エキナセアがせっかく鮮やかに咲いたのにと、拗ねています。

<拗ねないで>


拗ねないで
せっかく咲いたが
明日は雪
精一杯の
日差しを送る



 メタセコイアの並木はすっきりと服を脱いで、白い外套を持っています。

<早く白い外套着せて>



明日は雪
茶色のセーター
脱ぎ捨てた
早く真っ白の
外套着たい



4.降っちゃった

 ついに雪が降りました。これは年の瀬。

 頑張って咲いてきた近くのコスモスが倒れてしまいました。

<春桜になりたかったのに>



もう少しで
年を越せると
思ったのに
春を待てずに
大地に額づく



 ガーデンシクラメンにも雪が積もって、いっそう花を押さえこんでいます。

<もっと頭を・・>



頭が高い
そうおもったのか
指導降る
首を垂れて
春を迎えよ




5.でも簡単に溶けて・・・・

 でも最初に書いたように、その後は晴れて簡単に溶けてしまいました。

 サザンカの花が喜んでいます。でも暖かい日が続けば、春の花が押し寄せサザンカは押し出されます。

<楽でいいけど>



雪の後
こんな日差しに
なるなんて
楽でいいけど
卒業はいや


 ススキの穂は、もう完全に坊主になりました。軽いので簡単に風にそよぎます。

<ススキ>


戯れの
南風吹けば
飛び立ちし
子らの萌えだす
春をおもほゆ


多分今年は3月まで、時々雪のチラつく状況が続きそうです。そして例年通りにはどっかで1回はドカンと雪が降り積もるはず。

コメント (2)
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