てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

秋のバラの独り言

2020-11-06 09:34:16 | みんなの花図鑑
 先日 名古屋の鶴舞公園に行きました。たくさんのバラが咲いていました。
それらのバラが囁いていた独り言をお送りします。

 バラを味わっていたミツバチさんが案内人を務めてくれました。まずは彼からひと言

<伝えます>



バラの花
調べつくした
私が
彼等の想いを
貴方だけには




1.視線を感じる

 同じバラ同士でも視線を飛ばしあいます。


<ジェラシー>



ジェラシーの
視線 背中に
浴びるから
私はいっそう
美しくなる



もちろん 私たちの視線も感じています。

<見つめないでね>



遠くても
見つめないでね
テレパシーに
心ときめき
頬染めるから



2.出番
 鑑賞されるその時、それがその花の出番です。 

<熱き思い でもクールに>



冷静さ
私の出番
告げられて
燃える思いが
身を引き締める


赤のバラも逆光で撮ればクール。でも舞い上がってしまうバラも



<有頂天>



有頂天
フェロモンたっぷり
飛び出した
歌続く限り
ダンス止められず


3.バイカラー

2色のバラ いろんな理由があるようですね。

<白と赤>



目立つには
赤がいいのか
白なのか
面倒だから
両方にする

目立ちたいバラもあるかと思えば、自然に合わせてコーデするバラも。

<日本の秋に染まりたい>



好きだから
秋の日本に
染まりたい
黄色と紅の
もみじを羽織る


4.バラだって飛びたい

 花だって飛んでくるミツバチや蝶を見ているだけじゃなく、飛びたいんです。

<紫の蝶>



陽が射せば
翅羽ばたかせ
軽やかに
貴方の元へ
飛んでいくから

軽やかに飛んでいくかと思えば、力強く飛ぼうとしているものもあります。


<回転翼>



大地から
大空への夢
チャージして
花弁まわし
浮上してゆく




最後に、アブがこっそりとほんのちょつぴり顔を覗かせて、本当のバラの楽しみ方を囁いてくれました。

<ひそかに味わう>



身を潜め
私だけの
バラだから
一人味わい
一人楽しむ




コメント (7)
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