以前に書いたように4月末に手術を受け1週間ほど入院した後退院し、外をおっかなびっくり歩きだした。最初は少し歩くと息がきれたが、痛みがほとんどないことを確認するとともに、カメラも安心して持つことが出来、また写真を以前と同様に撮りだした。
でも、この4月末はいろんな意味で私の高齢化への境界であることを感じた。
5月に撮った写真をざっと眺めて見ると、不思議に塀や柵などの境界近くの花が多かった。そして掲載した4月の花にも3枚そんな境界の花が入っていた。
そこで、5月はそれら境界の花ばかりを並べてみた。
1,バラ
ご近所のうちのバラの花。毎年頑張って咲いて、私達を楽しませてくれます。
<ピンクの頬>
君が頬
ほんのり染めて
密やかに
伺う人を
羨んでいる
白の薔薇なんだけど、ほんのりピンクが可愛い。
そして次は妖艶な赤のバラ。
<残り火のように>
この想い
貯めこみ紅く
残り火に
気が付いてほしい
灰となる前
2.ゼラニウム
実はゼラニウムはウラニウムという言葉の隣にあるというイメージと、一般的にはきつい赤色の花でちょっと独特のにおいがあるので、個人的には好きではありません。でもこのピンクはいい。
<ピンクの反射>
ピンクなら
とっても優しい
ゼラニウム
強い光も
ほんわか反射
3.キイチゴ およびイチゴの実
キイチゴ
近所には、キイチゴを咲かせているおうちが多いです。でもだれも実がなっても収穫していません。賑やかに鳥が集まっているのを見たことがあります。しかしノネズミも来るからよくないといっている人もいました。
<何が来るやら>
花咲けば
秋にザクザク
赤い実に
ほったらかしで
何が来るやら
キイチゴではなく、ちゃんとしたイチゴの実もなっています。参考まで。
4.ヒナギキョウ
今年は私の大好きな春のマツバウンランを1枚も撮りませんでした。その代わりか色も佇まいもよく似たヒナギキョウを、よく撮っています。以下に2つの境界にて。
<皆 集まれ>
出てきたよ
みんな集まれ
このまわり
柵の向こうも
集まってるから
ベルリンの壁が崩壊する前の、デビットボウイの壁の前の演奏会をイメージしました。
<ここまでおいで>
フェンス越し
ここまでおいで
深窓の
令嬢だから
守りはかたし
5.ブタナ
金網のこちらは、すっきりと草刈しました。
向こうのブタナに手は出せません。幸せに輝いています。
<ブタナの幸せ>
町内会
揃って草刈り
したけれど
網の向こうは
手が出せません
6.トケイソウ
最近トケイソウをよく見ます。そこでは時が早くなったり、とまったり、ワープしたり・・・
<未来への壁>
この壁が
未来への道
遮っている
早く見つけよ
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