てんちゃんのビックリ箱

~ 想いを沈め、それを掘り起こし、それを磨き、あらためて気づき驚く ブログってビックリ箱です ~ 

水鳥たちは何処へ?

2023-01-12 00:57:26 | 日記
 私たちは、近くの高台の公園と大きな池の公園を日々の散歩コースとしている。前者が滝ノ水公園で、以前そこから見える山々について投稿した。後者は戸笠公園である。
 そのあたり一帯を歩くことで、2022年はほぼ8000歩/日をクリアした。今年もそれを維持したい。

 ところで、戸笠公園の池の水が、今年の秋ごろから不思議に少なくなった。何故だろうとおもっていると、11月にそこを浚渫する計画があるとの情報が入った。多分時間をかけて水を減らしていたのだろう。
 ときどき散歩するだけの私たちは気にしてはいないが、市議会で悪臭があるとの意見がだされたこともある。
 11月から現在までの変化を示すが、そんなことを知らない水鳥たちにとっては大変なことだろう。
 
<11月上旬> 
公園の入口。メタセコイアの葉は緑からちょっと黄みがかってきた。



 水面はかなり下がって来た。この池は、冬はいろいろな種類の水鳥でいっぱいになる。今年も11月には飛来し、いくつかの集団ができつつある。
 次の写真で、池の奥の葦が生えているあたりに、干潟になったところが見える。その手前の粒々が飛来した水鳥。



 ところどころで、異なる種類の鳥たちのご挨拶が・・・

<一緒においでよ>



寂しけりゃ
おいでよボッチの
オカヨシ君
色違えども
いじわるは無し

黒のオオバンの中に オカヨシガモが紛れ込んでいました。


 それから12月の下旬にかけて、重機が池の中に降りる準備のためのルートを作りだした。水面も下がって一部に池の底が見えだした。本来ならば、この時期には水鳥たちがいっぱいになるはずだが、今年は非常に少ない。

<12月下旬>
 重機たちがついに池の中に進軍を始めた。池の半分以上が底が見えて、干潟のようになってしまった。そして水鳥はほとんどいない。
 
 次の写真は、重機たちの進軍と池の状況。





<寂しき干潟>



水涸れて
冬の日差しを
仰げども
いつもの鳥は
何処にいるやら



 そして、少なくなった水面のあるところで、アオサギが重機たちを睨んでいる。

<アオサギの目に映るものは>



アオサギが
睨みつけても
ガリガリと
重機は動き
景色を変える


 オオバンは水が浅すぎて泳げない。足元を大きな魚が泳いでゆく。その上に乗ってサーフィンでもしようか。でもどんどん浅くなっていったら・・・

<サーフィンでもしたら>



サーフィンを
したらとばかりに
鯉が来た
今日はいいけど
明日はどうなる



<1月上旬>
 池はほぼ全面が干上がった。1か所やや深いところが掘られ、そこに池の魚が集められているようである。

 干上がった所をアオサギがペタンペタンと歩いている。



 そして魚が集められた所に、なんとカワセミが飛んできた。でも彼女にとって適切な大きさの魚はいないようだ。



<カワセミ君 大きくなりたいよね>



手に余る
知らんぷりして
背をむけた
大きくなったら
捕まえてやる


カワセミの後ろを大きな魚が泳いでいる。

そして今メタセコイア並木の入り口は、こんな様子。



浚渫作業は、3月末までとのこと。この木に若葉が芽吹く頃、水は戻って来るのだろうか。

それより今年追い出されてしまった水鳥たちは何処へ行って、そして次の冬に戻ってくるだろうか。


コメント
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