連休中に読んだのは、小説推理に掲載されたまま刊行されることなく、幻の作品といわれた山田正紀「白の協奏曲」
そして恩田陸デビュー作品「六番目の小夜子」
いずれも初期作品なので、細かい所はさておいて、作者の熱情あふれ面白く読むことが出来た。
新聞で新作を知った。
あわてて予約を入れておいたら、意外に早く順番がまわってくる。
母親が死んだと思ったらに、父はもう再婚を言い出した。
しかも再婚相手は、すでに妊娠中!
こんな家には居たくない、居場所がない。
これまで会ったことのない親戚のおばさんの「しばらくこちらで暮らしてみる?」
この言葉を頼りに、高校を卒業したばかりの未芙由は長野から上京する。
おばさんの家は、閑静な住宅地にあった。
おしゃれで自由気ままな街東京。
みんなが幸せそうで輝いて見えるけど、でも実はそうでもないみたい。
ウツボカズラって常緑のつる性食中植物。
タイトルだけでも、なにやら意味深・・・
それぞれに悩みや策略があるみたいだけど、それがいつ事件に発展するのだろう。
そう思いながら読み進んできたけれど、どうやらそういう類の話ではないみたいだ。
かといって何も起きないわけではなく、終わってみれば結構怖い。
満たされない日常が、女刑事音道シリーズのように優れた人物描写で描かれていて、いつの間にか引きずり込まれていた。
したたかなのは、やっぱり女!?
だよね。
続いて読んだ、綾辻行人「最後の記憶」
途中までは、こちらの不可解さが上をいくかと思ったが、首のない人物の結末につじつまの合わなさを感じる。
でも、4作品当たりであった。
乃南アサ 「ウツボカズラの夢」
そして恩田陸デビュー作品「六番目の小夜子」
いずれも初期作品なので、細かい所はさておいて、作者の熱情あふれ面白く読むことが出来た。
新聞で新作を知った。
あわてて予約を入れておいたら、意外に早く順番がまわってくる。
母親が死んだと思ったらに、父はもう再婚を言い出した。
しかも再婚相手は、すでに妊娠中!
こんな家には居たくない、居場所がない。
これまで会ったことのない親戚のおばさんの「しばらくこちらで暮らしてみる?」
この言葉を頼りに、高校を卒業したばかりの未芙由は長野から上京する。
おばさんの家は、閑静な住宅地にあった。
おしゃれで自由気ままな街東京。
みんなが幸せそうで輝いて見えるけど、でも実はそうでもないみたい。
ウツボカズラって常緑のつる性食中植物。
タイトルだけでも、なにやら意味深・・・
それぞれに悩みや策略があるみたいだけど、それがいつ事件に発展するのだろう。
そう思いながら読み進んできたけれど、どうやらそういう類の話ではないみたいだ。
かといって何も起きないわけではなく、終わってみれば結構怖い。
満たされない日常が、女刑事音道シリーズのように優れた人物描写で描かれていて、いつの間にか引きずり込まれていた。
したたかなのは、やっぱり女!?
だよね。
続いて読んだ、綾辻行人「最後の記憶」
途中までは、こちらの不可解さが上をいくかと思ったが、首のない人物の結末につじつまの合わなさを感じる。
でも、4作品当たりであった。
乃南アサ 「ウツボカズラの夢」