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今日は、母が在宅の日だ。
元気である。

家族にすれば、
余計なことをやらかす、歩き回るということである。

母は、まるで隠密。
自発的な行動は静かに、すばやくなのだ。
うっかりすると、あれっ？？？どこだということになる。

父が母を見ているのであるが、
父は、日がな一日飽きもせずトランプを並べている。兄が教えたらしい。
なんか、規則性のある並べ方なんだけど、ただひたすら並べては、崩しを繰り返している。
一生懸命やっていて、母の行動を見逃すことが多いのだ。
そして、慌てるのだ。

私にすれば、
そんなわけのわからないトランプ並べをしているより、母の行動を見ていてと言いたいけどなあ。
夢中でするほどのことではないと思うのだけど。

家事や、その他雑用は全部私が引き受けているんで、母を見ていてほしいのだ。

でも、いまさらそのトランプ並べを止めたらなんて、
とてもじゃあないけど言えない。
何十年も、やっているトランプ並べですもの。

また、父は、母に強く言われると、母の言うとおりに動くのである。この期に及んでもそうなのである。
う～～ん、不思議だと感じることである。

自分の考え方に年寄りをあてはめようとすると、
軋轢が生まれると思うんで、
なるべく今までの生活のペースを崩さず、
また、私自身も、介護一筋になることなく、
ぼちぼちとやっていくつもり。

完璧なんてないんだろうから。