寓居日記

毎日、何かが起きます。
どう思うか、
何を考えたか。
しっかりと自分を見つめて書いていきます。

思い出すこと

2020-10-02 06:27:21 | 日記
数日前の地元新聞にメモリアルという記事が載っていました。
そこには
8月にお亡くなりになったあるお方の記事がありました。
このお方は、
私が学生だった50年ほど前、美術館の事務局長だったお方です。

午前中だけの授業が終わると、
同級生とこの美術館に行っていたのです。
そこには喫茶室が併設されていて、
昼食を食べていました。
そこで顔を合わせていたのです。
このお方は、同級生のお知り合いなのです。

このお方にとっては大勢の中の一人にすぎない私ですが、
私にとっては、
今まで周りにはいない雰囲気をたたえたお方でした。
たたずまいが良いのです。
逆算してみると、彼は40歳少し過ぎたばかりだったはずです。
今わが子がその年代ですが、
まだまだガキです。

知性と教養を感じるお方でした。
育ちを感じるお方でした。
いろんなことを初めて知った場所でもありました。

豚に真珠ですが、
どっかへ出かけたときには、大体が美術館、博物館に行くのは、
このころのせいしょう。

卒業してからは、顔を合わせることはありませんでしたが、
印象的なお方でした。
この人以降、こういう雰囲気のお方には、
お目にかかったことがありません。

コメント (2)
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