つづき

国体前日から、私たち競技役員はお泊りしていました。
一泊目の夜、
ある女性競技役員が、温泉に入り湯上りに下着を着替えして、
そのお方がいわく
「脱いだはずのパンツがない！！」

温泉には、私たち数名しかいなくて、
おかしいなと言うことではありますが、
でも、無いものは仕方ないと言うことで、
その場は決着したのです。

3日目の宿泊のときの夕食時に、
一泊目に一緒に泊まったある女性が、そのパンツ事件のことを、
おかしいなということで、当人に根ほり、歯掘り聞き始めたのです。

私は、思い出し笑いで、猛烈に笑っていました。
でも、あまりしつこく聞くので、
パンツをなくした彼女が、怒ったのです。
夕食の席を立ってしまいました。

後で、私は、聞いた彼女にちょっとしつこすぎと注意をしましたけど、
私自身も笑いすぎで、申し訳なかったです。

彼女にしてみれば、物忘れが歳のせいで多くなって気にしているのに、
その部分をグサリ言われては、
傷つきます。
その気持ちは理解できます。

でも、そういう気持ちをやんわり伝えるのが大人の対応だとも思うのですが。
席を立つほどのことでもないかなとも思うのですが。
私は、パンツをなくしたお方とも、根掘り、歯掘り聞いた彼女とも仲良しで、
ドーーーしようと思いましたが、自分が悪いところは素直に謝ろうと思ったし、
翌朝、謝りました。
しつこく聞いた彼女も翌朝謝りました。
が、気まずい雰囲気はそのままでした。

と言う風に、
国体での5日間はいろんなことがありました。
人間関係、むつかしいね。

つづき

〇〇県、少年女子のこと。

体配（弓を引くときのお作法）が悪く、
射としても、こんな引き方はしたくない、
でも、的中抜群そんな高校生。

ふてぶてしい感じを受けました。
やな感じ～～～。
こんな子嫌い。

と思いながら、役目である写真を撮っていました。
中る、中る！！！。
私なんぞ、絶対かないません。

射場から退出してきた彼女の様子を見ていると、
ごく普通のかわいらしい女の子。

射位にいた彼女と、退出してきた彼女。
別人。

こうでなきゃ、こういう大舞台で実績は残せないんだろうなと思いました。
見習うべき点だと思います。

つづき

国体の弓道競技に皇族のお方がやってきた。

競技を中断して、お迎えをした。
でも、見にいらっしゃるなら競技開始の前に来るべきだと思うんだけどなあ。
この際は、選手を第一に考えるべきだと思うんだけど。

この日のために、一生懸命に稽古してきて、
集中力を高めて、自分の番を待っていたのに、
皇族がくるからと言って、
競技を中断して、集中を途切れさせられて、
選手としてはどうなんだろうか。

迷惑な話ではないだろうか。

で、この皇族様、あっという間に帰った。
なんなのさ。
区切りのいいところまで、観戦したら？？
大会役員の上のお方たちはどう思ったか知らないけどさ。

皇族様、
あなたが動くことによる周囲の人たちの、
気遣いや負担を感じてください。

こんな感想を持ちました。
なんとなく不愉快で、写真を撮ることをやめてしまいました。

私、おかしい？？？。

つづき

びっくりエピソードをひとつ。

国体で、いろいろな部署の役員たちの記念写真を撮ったときのこと、
その中で、東北弓道連盟の役員一同の記念写真を撮ろうとして、
全員そろったと思い、シャッターをおそうとしたら、
その場に走りこんできたお方がいわく、あと二人揃っていないので待って、くださいというので、
おかしいな～～、全員揃っているはずなのにと思ったけど、
県連の会長も黙っているので、
私ごときが発言する場でもないので、
待っていたら、
なんと、なんとそれは、発言したそのお方と
同じ役目のお方がもう一人のことでした。

びっくりと言うかなんと言うか。
あきれたと言うか。
私にとっては、恥ずかしいと言うか。

あなた達は秋田県弓道連盟の役員ですらないのに、
なんで、この場にしゃしゃり出るの？？？
教六だからですか、錬六だからですか？

はぁ～～？？。
県連会長はその時何も発言しなかったので、
何も私は言えませんが。

後で、東北弓道連盟の先生たちがこの写真を見たとき、
どう思うのでしょう。

なんだ！！こいつ。
場違いな奴がいると言うことになるのでしょう。

あ～～はずかし。

続き

5日間同じ人と24時間一緒にいると、
パーソナリティの違いをつくづく感じます。

私ときたら、そんな根本的なことさえ本当には理解していなくて、
受け入れることが出来なくて、
イライラしたりして、お粗末な人間であることを露呈してしまいました。

私は、お一人様な人間だなあ～～と思いました。

ごめんなさい。