007／スカイフォール

今の仕事では様々な仕事を経験しているが、一番新鮮なのが統計関数である。
常識なのかもしれないが、自分は今まで一度も使ったことがなかったので、FREQUENCY関数で度数分布を算出できた時は思わず感動してしまった。
先日、慶應義塾大学塾長だった鳥居さん著の『統計学入門』を捨ててしまったことを後悔している自分がいる。

公開初日に「007／スカイフォール」(2012年、アメリカ＆イギリス映画）を観てきた。
007全作鑑賞している身としては当然の劇場鑑賞である。
ボンドの過去やMとの関係等人間の内面に重点を置いているが、アクションシーンも健在だし、時代に沿った派手な演出も観られ、期待を裏切らない内容だった。
特に上海とマカオのシーンはセット・撮影ともに見事だった。
気味悪い悪役にピッタリのハビエル・バルデムの無理のある金髪は意味あったのかな（金髪にしなくても充分に気味悪い）。
ただ、前作の[007／慰めの報酬」もそうだったが、ストーリーが暗い！
昔の007みたいにもう少し活劇の要素を出して欲しい気もする。
でも、ADELEが歌う主題歌はどこかで聴いたことある感じだが、007シリーズの王道をいく仕上がりとなっており、インパクトが半端なかった（正直鳥肌立った）。
ADELEの歌があまりにも良かったので、星を半分追加して評価は《1/2》としておく。
それにしても某オカマ映画評論家は、週刊文春でこの「スカイフォール」を007シリーズ史上1,2を争う名作と評していたが、果たしてそうかと疑問を感じる（人がどう感じるかは勝手であるが）。
僕的には、ジョージ・レイゼンビーがジェームズ・ボンドを1作で降りてしまったためマイナーなイメージが強く、また評判もすこぶる悪い「女王陛下の007」（6作目）が一番好きだったりする。
だって劇中でボンドが結婚するんですよ！
サッチモの主題歌もいいし、アクションシーンも活劇の要素満載で、是非とも多くの人に観て頂きたい007である。

今日一番聴いた曲：Skyfall／ADELE