天才スピヴェット

ボジョレー・ヌーボー解禁の日を迎えて、結婚元年である去年のボジョレー・ヌーボーを買っておけば良かった気もします。

昨日、渋谷で映画「天才スピヴェット」を観てきました。
いやあ、とにかく素晴らしい。
今年のベスト映画の一つですね。
映像美で魅せるジュネが、初めて3Dで撮った作品と聞いて、劇場に観に行かないわけにはいきません。
ジュネの作品を劇場で観るのは01年の「アメリ」以来13年ぶり。
ちょっとませた少年を主人公にして、ストレートに大人の世界の風刺を描くところなんて、ストレートに描くからこそ伝わる力強さがあります。
好きな映画である「ぼくセザール10歳半1メートル39センチ」と並んで、記憶に残る子供映画ですね。
偶然にもスピヴェット少年とセザール少年は同じ10歳。
今どきの10歳はませているんですかね。
素晴らしい映画に出会えて映画好き冥利に尽きます！