奈良西大寺で安倍氏が銃弾に倒れてから早や一週間が過ぎた。
恐怖とやりきれなさの交差する毎日だった。
デパートに行くには嫌でもここを通らなくてはいけない。
昨日は所要で買い物に出た。花屋さんの前にはたくさんの花が
並べられていた。近くで事件の起こったこと、
国を牽引してきた安倍氏の功績に
感謝して、私も献花をしてきた。
白いワイシャツ姿でにこやかにほほ笑む在りし日の安倍さん
胸の詰まる思いで謝意と冥福を祈る。
親子連れや若い人たち、老夫婦、あらゆる階層の人たちが
長い列を作っていた。
ここには党や思想を乗り越えて一人の人間の
残念な死を悼む人たちが居た。