モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

カリオプテリス(Caryopteris)の花

2007-10-08 11:03:04 | その他のハーブ



カリオプテリスは、ダンギク(段菊)と他種の交配で出来た園芸種だけに

花は、ダンギク(段菊)の血を引き継ぎ、美しい淡い青紫色で、

写真で見るように、流れにただようイソギンチャクの触手の様でもある。

葉は、縁がのこぎり状に切れ込みがあり黄色の模様がはいる。

グリーンのコーディネイトの一品としておもしろい存在感がある。


カリオプテリスが属するクマツヅラ科は、あまりなじみがないが

クマツヅラ科の中には、紫式部、宿根バーベナ、ランタナ、レモンバーベナなどがあり

レモンバーベナは、薬効がありハーブの仲間にも入る。

以外なのは、家具などに使われる木材のチークもこの仲間だ。


植物の葉緑素を使ったDNA解析による科学的な植物分類が1990年代以降発展し

APG植物分類体系(Angiosperm Phylogeny Group)として整備されつつあるが、

クマツヅラ科の多くの植物は、シソ科にとらえなおされている。

ハーブの仲間にも入ってくるのでしょうか?



「カリオプテリス(Caryopteris)」

・クマツヅラ科カリオプテリス属の耐寒性がある多年草
・ダンギク(段菊)とモンゴリカ種との交配で出来た園芸種。
・流通名は、ハナシキブ。
・開花期は、9月~10月。淡い紫色の小花が団子状に集合して咲く。
・性質は強健で、夏場の水枯れだけに注意。乾きすぎと多肥を嫌う。
・草丈は30cm程度で、黄色の模様が入った黄緑色の葉が美しい。

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