モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

庭のチョウ達7種。厳しい現実も・・・

2007-10-12 09:53:37 | 街中ウオッチング

沖縄のチョウ “ツマグロヒョウモン”がわかるようになってから、
急にチョウに関心を持つようになった。
また、見えるようにもなって来た。

これまでは、まったく気にならないものだったが・・・・・・・
ヒトでもこんなことがあるが・・・・・・

この時期は、花・チョウ・ハチなどそれぞれが一生懸命に活動している。
セージ類にはハチが、
オーデコロンミント・ラベンダーセージなどにはチョウが群れている。
追い払うこともしないので、水遣りをしていても逃げることなく蜜を吸っている。
欠点は、蚊までもが水遣りの手・顔に群れることだ。

写真に撮り、調べてみたら、こんなチョウ達だった。
7種も撮ったことになる

1.キタテハ

最初は、豹の紋に見えたので、ヒョウモンチョウの種類かと思ったが、
同じ科の“キタテハ”だった。
翅(はね)の切れ込みが深く複雑で美しい。
このヒョウモン柄には慣れてしまい美を感じる手前まで来てしまった。
ヒトには敏感で近づきにくいそうだが、接近して写真を撮ることが出来た。
タテハ科のチョウは、花に止まったとき翅(はね)を立てているから“タテハ”チョウという。
確かに、翅(はね)が開いた写真を撮るのが難しかった。
余分なことだが、羽は鳥につかい、昆虫の場合の“はね”は“翅”となる。


2.コジャノメ

ちょっと翅(はね)が切れているが、“ジャノメ”チョウ科の特色である
蛇の目(ジャノメ)のような紋があります。
“コジャノメ”は、暗いところが好きなようで、
光の当たりにくい雑木林などに住んでいるそうですが、
同系色の木の椅子にとまり、わかり難くしています。


3.イチモンジセセリ

セセリ科の一種で、“セセリ”は、引っ掻いてほじくるという意味がある。
イチモンジセセリは、下翅の白い模様が一文字に並ぶので命名された。
イネが大好物で、農家から見ると害虫だそうです。
セセリチョウは、蛾(ガ)の仲間かと思っていたが、チョウの仲間だった。


4.チャバネセセリ

翅の白い文様が小さくばらばらで、茶色の翅のセセリという意味です。
よく見ると、オメメが愛くるしいですね~
ヒト科でも、脳がフリーズするとこんな愛くるしいオメメになります。


5.キチョウ

ズバリ、黄色のチョウです。
越冬もするみたいで、春先のスミレ・ビオラ・パンジーなどを
飛び廻るキチョウの姿とその黄色は美しいことが想像されます。


6.ナガサキアゲハ(?)クロアゲハ(?)

かわいそうに、鳥に襲われて逃げてきた様相です。
翅(はね)はボロボロです。
肝心の後翅の形態が鳥に襲われてわからないので、
“ナガサキアゲハ”と推定する。
アゲハチョウは、翅をあげて止まるタイプの科名で、
シーボルトが長崎で発見し命名したそうだ。
シーボルトは、日本の動植物を西洋に紹介した恩人ですが、
ここでも出てきました。


7.シルビアンシジミ

翅の表と裏側が別種のように思うほど異なります。
散々チェックしましたが、あきらめ気味のところでやっと見つけました。
よく見ると、かわいいですね。


デジカメ写真と付け合せたチョウの図鑑です。
(参考)Web 日本産蝶類図鑑



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