モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

ヤメンシス・イエロー(Jamensis yellow)の花

2008-10-05 09:27:36 | セージ&サルビア
大事な一品としてヤメンシスイエローがある。

しかし、株が古くなりまた根づまりをおこし枯れ始めたので、
枯れた枝を大幅にカットし、弱った身体に見合った小さいサイズにリサイズし、
鉢を変え、半日陰で春先から療養生活をさせてきたが
やっと新しい枝を出し始め復活しそうだ。

こんな事態になるとは思ってもいなかったので、
さし芽をつくっておかなかったが、万が一を考え新しいものを調達しておいた。

そのヤメンシス・イエローが咲き始めた。
この淡い黄色の花は、なかなかない色なのでホッとした。

(写真)ヤメンシス・イエローの花


チェリーセージに関しては、バラバラに書いてきたので、あとでまとめておくが、
チェリーセージと一般的には呼ばれているが、ここには三種類があり
葉と色とでおおよそが区別できる。
基本は2種で、
サルビア・グレッギー(Salvia greggii) 』と『サルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla) 』。
この2種が自然の中で交配して出来たのが『サルビア・ヤメンシス(Salvia x jamensis) 』。

区別の仕方は、
葉の場合、細長くシワシワがあるのがグレッギー、
小さい卵形のツルッとした光沢のある葉をしているのがヤメンシス。
ミクロフィラはグレッギーに近い葉。
ヤメンシスは、そもそもの由来がグレッギーとミクロフィラの交配なので花の色が豊富。
園芸店で、ツルッとした葉とカラフルな花は、大部分がヤメンシスといっても良い。

いづれも、メキシコ原産で、1500~3000mの高山に自生している。
メキシコは面白いセージの宝庫だから楽しい。

(写真)ヤメンシス・イエローの立ち姿


ヤメンシス・イエロー (Jamensis yellow)・ シソ科アキギリ属の常緑小低木。
・学名は Salvia x jamensis、英名は Jame sage, Autumn sage。
・アメリカのテキサス州からメキシコに分布するミクロフィラ種(S. microphylla)とメキシコ北部に分布するグレッギー種(S. greggii)との種間交雑種で、よく分枝して、小さめの長卵形の葉が対生する。
・草丈  50~60センチ(摘心で大きさを作る。)
・開花期 4月~10月
・耐寒性 普通だが丈夫。(霜に当てなければ大丈夫)
・耐暑性 強い
・土壌  適湿(乾いたらたっぷりと)
・ふやし方 さし芽(5月頃に形を整えるために摘心を行うのでこの時期にさし芽)

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