耐寒性がある多年草セージは、枝が枯れてきたらこれを根元から5cm上で切り落とし
枯葉、腐葉土などでマルチングして根を凍死させないようにする。
春になると芽が出てくるとこの越冬対策がうまくいったことを喜び
花が咲くとそれを愛でまた冬が来る。
この繰り返しだが、確実に老化していっていることは間違いない。
セージの場合は、3~4年で株を一新したほうが良さそうだ。
そこで、株を新しくするために『さし芽』を行ったほうが良いが、
時期としては、梅雨の頃の5末~6月、暑い夏が終わった9~10月頃がベストだが、
越冬との関係で、20度程度の気温がある10月末が一番良さそうだ。
さし芽のまま来春の活動期まで越冬させられるからだ。
昨年はじめてさし芽を作ったが、大きなプランターのまま春まで持ち込んだので管理が容易だった。
また、大事な株は、予備を毎年でも作っておいたほうが良い。
今年は、耐寒性がないため1年草扱いされているコクシネアにもチャレンジしてみた。
(写真) 10月末につくったさし芽
さし芽の作り方の手順
1.さし床の準備
水はけが良い清潔な土を準備する。
肥料分はないほうが良い。腐葉土などは根から腐る可能性があるのでいれない。乾燥しすぎると水遣りの管理が大変なので、赤玉土小粒にパーミキュライトを混ぜて使うとよい。
私の場合は、土を捨てないという方針で再生土を使っているので、使用済みの土を貯めておくプランターをいくつか用意し、①単に貯めておくもの ②土にふるいをかけ根、軽石などを取り除いたものを寝かせておくもの(石灰で中和消毒をしておく) ③土の再生活性化剤をいれ1ヶ月ぐらい寝かせたものをさし床などに再利用している。
2.容器の準備
大き目のプランターと個別のビニールポットを使用。
寒冷地では、魚などを入れている保温が出来るウレタン系のボックスが便利。(ビニールをかけミニ温室がつくれる。)
3.さし芽をとる
今年成長した元気な枝をカットする。(切りたくない太くて元気なモノが一番良い)
4.さし穂をつくる
切り取った元気な枝から5~10cmのさし穂をいくつかカットする。
セージ類は5cm以上あれば十分で、もともと枝が太い植物は10cm以上に長くカットする。
カットの仕方は、水を吸いやすいように節の上で葉を残してカットする。
葉から水分が蒸発するので2枚程度を残し、大きな葉はさらに葉をカットする。
5.さし床にさす
さし床に割りばしなどで穴を開け、さし穂をそこにさし土をかける。
この時に、切り口が傷つかないように優しくさす。(傷口から病原菌が入るのを防ぐ)
6.水をあげる
たっぷりと水をあげ、半日陰に置く。
3日間は何もしない。
その後は、乾いたら水をあげる。がだんだんと水をあげる量を減らす。
肥料は絶対やらない。
7.発根したら植え替える
発根は、生育旺盛な6月頃に実施した場合は、2週間ぐらいで発根する。秋は多少時間がかかるが1ヶ月以内に発根する。
発根したら植え替えるが、今回は2号程度のビニールポットにしたので、来春根が張ったところで3~4号鉢に植え替える。
さし芽したセージ
耐寒性が弱いコクシネア、アフリカンブルーバジル(これらは難しいかな?)
メキシカンブッシュセージ2種、ロシアンセージ、ローズリーフセージ、パイナップルセージ、ブラジリアンセージ・パープル、ジャーマンダーセージの9品種。
枯葉、腐葉土などでマルチングして根を凍死させないようにする。
春になると芽が出てくるとこの越冬対策がうまくいったことを喜び
花が咲くとそれを愛でまた冬が来る。
この繰り返しだが、確実に老化していっていることは間違いない。
セージの場合は、3~4年で株を一新したほうが良さそうだ。
そこで、株を新しくするために『さし芽』を行ったほうが良いが、
時期としては、梅雨の頃の5末~6月、暑い夏が終わった9~10月頃がベストだが、
越冬との関係で、20度程度の気温がある10月末が一番良さそうだ。
さし芽のまま来春の活動期まで越冬させられるからだ。
昨年はじめてさし芽を作ったが、大きなプランターのまま春まで持ち込んだので管理が容易だった。
また、大事な株は、予備を毎年でも作っておいたほうが良い。
今年は、耐寒性がないため1年草扱いされているコクシネアにもチャレンジしてみた。
(写真) 10月末につくったさし芽
さし芽の作り方の手順
1.さし床の準備
水はけが良い清潔な土を準備する。
肥料分はないほうが良い。腐葉土などは根から腐る可能性があるのでいれない。乾燥しすぎると水遣りの管理が大変なので、赤玉土小粒にパーミキュライトを混ぜて使うとよい。
私の場合は、土を捨てないという方針で再生土を使っているので、使用済みの土を貯めておくプランターをいくつか用意し、①単に貯めておくもの ②土にふるいをかけ根、軽石などを取り除いたものを寝かせておくもの(石灰で中和消毒をしておく) ③土の再生活性化剤をいれ1ヶ月ぐらい寝かせたものをさし床などに再利用している。
2.容器の準備
大き目のプランターと個別のビニールポットを使用。
寒冷地では、魚などを入れている保温が出来るウレタン系のボックスが便利。(ビニールをかけミニ温室がつくれる。)
3.さし芽をとる
今年成長した元気な枝をカットする。(切りたくない太くて元気なモノが一番良い)
4.さし穂をつくる
切り取った元気な枝から5~10cmのさし穂をいくつかカットする。
セージ類は5cm以上あれば十分で、もともと枝が太い植物は10cm以上に長くカットする。
カットの仕方は、水を吸いやすいように節の上で葉を残してカットする。
葉から水分が蒸発するので2枚程度を残し、大きな葉はさらに葉をカットする。
5.さし床にさす
さし床に割りばしなどで穴を開け、さし穂をそこにさし土をかける。
この時に、切り口が傷つかないように優しくさす。(傷口から病原菌が入るのを防ぐ)
6.水をあげる
たっぷりと水をあげ、半日陰に置く。
3日間は何もしない。
その後は、乾いたら水をあげる。がだんだんと水をあげる量を減らす。
肥料は絶対やらない。
7.発根したら植え替える
発根は、生育旺盛な6月頃に実施した場合は、2週間ぐらいで発根する。秋は多少時間がかかるが1ヶ月以内に発根する。
発根したら植え替えるが、今回は2号程度のビニールポットにしたので、来春根が張ったところで3~4号鉢に植え替える。
さし芽したセージ
耐寒性が弱いコクシネア、アフリカンブルーバジル(これらは難しいかな?)
メキシカンブッシュセージ2種、ロシアンセージ、ローズリーフセージ、パイナップルセージ、ブラジリアンセージ・パープル、ジャーマンダーセージの9品種。